快晴 cs ページ7
貴女「梅雨があけるまであとどれくらい?」
まだ紫陽花がツユで光る朝の君の愚痴。
cs「ん?もう少しだと思うよ」
夏の足音が迎えに行こうと俺を急かす。
君にいわれるがまま路地を抜け、あのときの坂を越え虹を越え。
貴女「まだ誰も見ていない夏の空を、そめさんと私で2人占めするんだ!」
あぁ…なんて君は笑ってたよな。
遠い夏の向こう、もう会えないけど。
2度と帰れなくてもそれは美しい俺らだけの夏だっだろう。
貴女「さよなら、愛してるよ!」
それで全て、
cs「終わってしまうような俺らじゃないだろう?」
変わらないな、空も星もその泣き顔も。
っていつか君とまた笑えますように。
そりゃいろいろあっただろう、今もあるだろう。
でも笑いながら生きていく、
cs「それが人生だ」
そんな単細胞になれたらならどれだけいいかって…
過ぎ去っていく日々に意味はない。
なら明日の俺も俺じゃない。ってそんなはず無いだろ。
cs「泣いていたって空は晴れるよ。」
貴女「ほんとはそめさんと離れたくないよ…」
君が涙で濡らしたとしても、足掻いていたって空は星を降らすから。
cs「まあ、生きていくよ」
俺はこの空が君を愛していることを知ってるからいずれ全て、変わってしまうような俺らじゃないだろう!
忘れないさ、でもまた出逢えますように。
って生きて行くよ。
cs「Aは笑っていて!」
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bitter082806(プロフ) - あやのさん» ありがとうございます! (2021年1月18日 15時) (レス) id: 503db91ee4 (このIDを非表示/違反報告)
あやの(プロフ) - 曲パロ…!!!???え、好きです……() (2020年12月22日 0時) (レス) id: f37d64b2a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:bitter | 作成日時:2020年9月15日 20時