〜テミンside〜 ページ31
僕は嫌だって言ったんだ。
もともと極度の人見知りなのに、ましてや新人の世話なんて。
たまたま別の撮影で遭遇してしまったこの事態。
僕向きじゃないし。。 おこだよ。。テミン君おこっちゃうよ。
とはいえ｡｡世話になったヨンミンヒョンの頼みは無下にできない。
これでも見た目と違ってサンナムジャを目指してるんだから。
ヒョンに言われるままに中庭に行くと、見るからに落ち込んで
まるで、捨てられた子犬みたいな子がいた。
うつむいた首が細くて、白くて、こいつほんとに男なの？
って思うくらい。 つい「ぷっ。」って笑いをもらしてしまった。
そしたらすごい勢いでくるっと振り向いた。
目にいっぱい涙をためて、怒ってた。
多分自分自身に怒ってるところに笑われて、
バカにされたと思ったんだろうけど。
でも僕を見て、はっとした顔をした。
そうだよ〜先輩で〜す。 助けにきましたよ〜。
自分が最初、同じように上手くできなかったことを思い出したから
その時のことを話した。
「カメラの向こうに、大切な人がいると思えばいいよ。」って。
そしたらその子はすっごくやる気が出たみたいで
さっきの姿が嘘みたく笑顔になって。
僕をムギューと抱きしめて、走って行っちゃった。。
泣いたり怒ったり笑ったり。。おもしろいやつｗｗ
でもなんだろう。。男なんだけどすごく惹かれる。
うなじだけじゃなくて、全体から漂う雰囲気が柔らかいんだ。
おいしそうなマンゴーの果実みたいに。。
きゅっと握りつぶしたら
魅惑的なしずくがたくさん落ちてきそうな、そんな感じ。。
抱き心地もとっても良かったしね。
ジョンヒョニヒョンのあのごつごつした感じとは全然違った。
表面は固いけど中身は違う、みたいな。
走っていく彼の、小さくなる後姿に手を伸ばして、
ぎゅっと握るマネをする。
このテミン様をその気にさせるなんて、ね〜。
また会おうね。 アッシュ君♪
そう心の中で思う僕の頭にはきっと、２本のツノと背中に黒い羽根が生えてるはずだ。。
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LUV(プロフ) - あ、そこ気になっちゃいました？ 既視感は元々外来語なので、いろんな書き方あるみたいです。フランス語に近い感じが好きでわざとそうしてました。デジャブ、とちょっとだけ迷いました。 (2015年6月27日 22時) (
レス) id: 3123462fe9 (このIDを非表示/違反報告)
きゅみん♪(プロフ) - 気になってたんですけど、デジャビュってわざとですか？？ (2015年6月27日 21時) (レス) id: 8a54724506 (このIDを非表示/違反報告)
びっとしゅがー(プロフ) - あいさん» あいさん、お返事ありがと♪お話書くのが初めてで、試行錯誤してますが。。汗でもがんばりますねっ！さらんはじゃーーー♪ (2014年8月2日 17時) (レス) id: 523ab542a8 (このIDを非表示/違反報告)
びっとしゅがー(プロフ) - さくら餅さん» さくら餅さん、コメありがとうございますっ♪なかなかデビューまで行き着かないんですけど。ｗｗとってもはげみになります。さらんへーーー！！ (2014年8月2日 17時) (レス) id: 523ab542a8 (このIDを非表示/違反報告)
あい - コメントの返事ありがとうございます!私のコメントで勇気がでてくれてありがとうございます!私も号泣です!!!!!!!!!!!!wwwww私はこの小説最後まで応援します!自信をもってください!w更新頑張ってください!毎日続きをよむの楽しみにしてます!(^o^)無理はしないでくださいw (2014年7月31日 22時) (レス) id: 7bff3c5453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LUV | 作成日時：2014年7月16日 12時
