44本目 ページ44
「い、いきなりすぎ。
てゆうか今までろくに話したこともなかったよね。」
「だから、あいつらが邪魔して行けなかったんだって。俺あんたのことずっと可愛いと思ってましたよ。」
ずっと？嘘をつくな
と、喉まで出かかった言葉は外へ出ずに飲み込んでしまった。
そこを言い合っても話は終わらない。
大事なのは私がきっぱり、断ること
きっぱりと。私ならできる
「…ごめん、嘘ついた。鳥束の言う通り好きな人いる。だから他の可愛い子にしときな」
「やっぱり…でも、デートだけでもせめて一回してみません？」
しつこいな、まだ食い下がらないのか
もう払いのけて逃げてしまおうか。
そう思った矢先
「何やってんだ鳥束」
まるでタイミングが良すぎる
漫画の世界の王子様かっての
「お"っ、窪谷須くんじゃないすか、いやこれは違うんすよ…」
慌てて私を掴んでいた手首を離す。
「あ？何がちげぇんだどう見ても無理やり迫ってただろうが。
やたらおせぇから手伝おうと思って来たらよォ…」
ドスのきいた黒い声だ。
今まで聞いたことのないほど
「な、なんなんすか！そもそもあんたが喧嘩してAちゃんに悲しい顔させるから悪いんでしょ！」
「な…それは…」
「あーあ、結局俺、ただの当て馬じゃないすか！」
やれやれと言うように、彼は口を尖らせて拗ねてしまう。
そんな当て馬だなんて
「あのね、鳥束くん…」
「いやいいんすよ、俺諦めませんから。」
いやそこは諦めてくれと…
うーん、もうよく分からない
「おい何をやっている中分け貧乏」
更に才虎さんの登場
余計ややこしくなってきた
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doku(プロフ) - uhoさん» あっあっ、uhoさんありがとうございます…なんだかお恥ずかしい(>_<)しばしの現実逃避、お付き合いください(;_;) (2018年11月25日 13時) (
レス) id: 4071e07d98 (このIDを非表示/違反報告)
uho(プロフ) - コメント失礼致します…！！タイミングよく現れる窪谷須がかっこよすぎます…！私も以前から密かに拝見させて頂いてました！控えめに言ってめちゃくちゃ好きです…。更新楽しみにしております！ (2018年11月25日 11時) (レス) id: d981027b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：doku | 作成日時：2018年11月12日 17時
