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「あ？んでだよ」
「元々こいつが俺様にお礼をしたいと言ってきたから仕方なくさせてやっているのだ。
コーヒー貧乏は俺様の隣で俺様の代わりにメニューを見て注文をし、ラーメンが来たらほどよい暖かさにラーメンを冷まし、俺様に食べさせ食後には口元を拭く仕事がある」
そんな仕事あったのら知らなかったぞ
「ああ！？クラスメイトをメイドみたいに扱ってんじゃねぇ！モデル頼んだだけでAがそこまでやる必要ねぇだろうが！」
まーた喧嘩…
「お？なんだAモテモテか？お？」
燃堂は黙っとれ…
「あぁ、はいはい。ごめん窪谷須、今回は才虎さんのいうこと聞いてくれる？お礼するって言ったの私だし、モデルだけじゃなくて守ってくれたし」
「いや、そうは言っても……ちっ、んだよめんどくせー」
しぶしぶ窪谷須が燃堂の隣へ行く。
海藤の隣に私が座り、私の隣に才虎くんが座った。
才虎の向かいで窪谷須がめちゃくちゃメンチ切ってる
「さ、注文注文…で、才虎さんはどれにする」
肩を寄せてメニューを見せた。
「ラーメンにする？違うやつもあるけど」
ペラペラメニューをめくり、炒飯や餃子、水餃子なんかもある。サイドメニューも豊富だな。
返事をしないのでどうしたのかと顔をみると何かを一点に見つめている。
視線の先は天津飯
「これ食べたい？」
「はっ…ふ、ふん、こんな低価格の庶民の食べ物、食いたくもないが…まぁ貴様が勧めるなら食べてやろう。」
金持ちのプライド、素直に天津飯を食べたいとも言えないのか
「たまにはラーメン屋でラーメン以外を頼むのもアリだよね。じゃこれにしようか」
メニューを閉じて隣の海藤に渡す
「貴様は何を食べるんだ」
「醤油ラーメン」
「ラーメンはよく食べにくるのか？」
「昔はよく行ってたな。最近はあんまり来てなかったから久しぶりだ」
「そうか。」
途切れる会話。
「フッ、つーか意外だよな…カップ麺はまずいとか言ってた癖によ。やはりラーメンの力にはひれ伏したか」
隣で海藤が鼻で笑う。
「ち、違う、コーヒー貧乏が『ラーメン屋に連れていかせてください』と泣きながら懇願してきたからやむなくだ」
泣きながら懇願した覚えはない
「素直になれよ転校生〜、ラーメンはいいぜぇ」
「やかましい、にやにやするなアゴ貧乏が」
そんなこと言ってもどことなく楽しそうだ。
友達と過ごす放課後は悪くないでしょ。
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doku(プロフ) - uhoさん» あっあっ、uhoさんありがとうございます…なんだかお恥ずかしい(>_<)しばしの現実逃避、お付き合いください(;_;) (2018年11月25日 13時) (
レス) id: 4071e07d98 (このIDを非表示/違反報告)
uho(プロフ) - コメント失礼致します…！！タイミングよく現れる窪谷須がかっこよすぎます…！私も以前から密かに拝見させて頂いてました！控えめに言ってめちゃくちゃ好きです…。更新楽しみにしております！ (2018年11月25日 11時) (レス) id: d981027b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：doku | 作成日時：2018年11月12日 17時
