月とオオカミちゃんには騙されない

033 不意打ち、 ページ33

・




那須｢それはAもな？笑｣




｢…誘うもん、｣




那須｢そういえばAの衣装どんぐらい進んでんの？｣



｢だいたいこんなの、って絵は書いてきたんだけど、｣



｢…採寸から終わってない、｣



那須｢え、結構やばいじゃん、｣



｢…ん、それで、｣



｢メジャーで測るの手伝ってほしい、の、｣



那須｢………｣



那須｢…それ、俺捕まらない？｣



｢なんでよ、！笑｣



那須｢…いや採寸はやばいだろ、、｣



｢………やだ？｣



那須｢や、！そういうことじゃなくて、｣



｢、、じゃ、なにー、｣



那須｢…いや、うん、気にしないで、｣



｢…？｣




ー



｢ん、次肩お願いします、｣



那須｢はーい｣



那須｢…これ合ってんのかな、｣



那須｢…40、cm、多分｣



｢たぶんってやめてよ笑｣



那須｢いやむっずいこれ、｣



那須｢次どこ？｣



｢…つぎ、は、｣



｢…くび、です｣



那須｢…もう、Aが照れてどうすんの笑｣



｢…だって首って、、｣



那須｢ふふ、｣



那須｢ほら、髪の毛あげててくださーい｣



｢ちっちゃい子扱いしないで、｣



那須｢ごめんって笑｣



｢んっ、、つめた、｣



那須｢………｣



那須｢もー、そんな声出しちゃだーめ｣



｢…！違うよ、！冷たかったの、！｣



那須｢…他の子の前でもこんな無防備なの？｣



｢…むぼう、び、かはわかんないけど、｣



｢ゆうとくんにしか、こんなの頼まないもん、｣



那須｢ふふ、そっかあ｣



那須｢…てか、さ、｣



那須｢この距離キスできちゃうね？笑｣



｢………！｣



｢…もうゆうとくんやあだ、｣



那須｢からかいすぎた、？笑｣



｢からかいすぎた｣



那須｢…だってさ、｣



那須｢ふたりでいれる時間も限られてるじゃん、？｣



那須｢Aの色んな顔見たいな、って…｣



｢ふふ、｣



｢そう、だね、？｣





ちゅっ



那須｢……………！｣



那須｢…待って、今何起きた？｣



｢…恥ずかしいからおでこだけど、｣



｢私もゆうとくんが照れてる顔見たかったんだもん、｣



那須｢………、｣



｢…ね、なんか言ってよ、！｣



那須｢…待って。今余韻に浸ってる、｣



｢…、意味わかんなあ、笑｣



那須｢…いや、やばいなあ、｣



那須｢…幸せすぎて、耐えらんね、｣



那須｢…ずっと、一緒にいたい、｣



｢………｣




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