Happy Birthday Yuya!(2) ページ5
強く抱きしめられながら雄也くんの唇が私の耳元に移動してくる。
「ねぇ? A?」
彼の低くめのセクシーな声に年下の私はドキドキしてしまう。
精神年齢は低いのにこんな声出すなんてズル過ぎる。
そして、何だかんだ言っても彼が私より年上なんだってこういう所で気付かされる。
「あの。 ご飯冷めちゃうから食べよ?」
大人な雰囲気になりつつあるのを頑張って健全な方向に戻してみる。
たけど彼はオオカミなまま。
「わりぃ。 無理だわ。」
『無理じゃない』って言おうとしたのにそれが出来なくなる。
「んっ。」
彼から大人のキスが私に降ってくる。
そのキスにクラクラして彼の身体にもたれ掛かる。
彼に体重を掛けてるのにバランスは崩れずに優しく私の腰に手を当てて支えてくれる。
まだ続く大人のキスと雰囲気に流されそうになる。
だけど
「ダメなの! こういうのはちゃんとご飯食べてからです!」
キスの合間に頑張って彼から離れて大人の時間を止める。
私の子供な態度に彼が声を出して笑いながら頭をぽんぽんしてくる。
「はいはい。分かりましたよ。
Aがせっかく作ってくれたもんな。」
その言葉を聞いて彼の手を引っ張ってイスに座ってもらい自分も向かい合わせに座る。
そして
「雄也くん。 お誕生日おめでとう。」
「ん。ありがとね。
こんな可愛い彼女に祝ってもらえるとか幸せすぎるわ。」
さっきまでのオオカミからデレデレした顔に変わってその表情と言葉に照れてしまう。
ささやかな二人の誕生日会が始まる。
Happy Birthday Yuya!(3)→←Happy Birthday Yuya!(1)
266人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆☆さお☆☆(プロフ) - おちゃのこさいさいさん» お誕生日毎に更新を続けてよかったです(*´ー`*) リクエストありがとうございます。知念くんの担当さんなのですね!11月まで長くお待たせした分、甘いのをいっぱい詰めた彼のお話を書けるように準備します! (2018年12月18日 8時) (レス) id: c4fa897311 (このIDを非表示/違反報告)
おちゃのこさいさい - 毎回JUMPの誕生日が来るとこの小説を読んでいました!今後の更新についても読みました。バレンタインの、お話、私は知念担なので知念君を書いてくれたら嬉しいです。これからも頑張ってください。応援してます! (2018年12月17日 19時) (レス) id: 97e5a79dd5 (このIDを非表示/違反報告)
☆☆さお☆☆(プロフ) - kizutsumuさん» ありがとうございます! テーマが甘いお話なのでキュンキュンしてもらえて嬉しいです。 有岡くんの担当さんなのですね! 楽しみなんてとっても嬉しいです。どんな彼にするかはまだちゃんと決めていませんが精一杯有岡くんの甘いお話を書いてみます! (2018年4月2日 23時) (レス) id: 59a83aa7ad (このIDを非表示/違反報告)
kizutsumu(プロフ) - すっごいキュンキュンします!(ノд<。`)ャベー つぎは、自担の大ちゃん・・・!楽しみにしてます! (2018年4月2日 22時) (レス) id: 4bb9dcf014 (このIDを非表示/違反報告)
☆☆さお☆☆(プロフ) - けとルト.・*さん» はい! 1年間で色々なお話を書いていきたいなぁと思います。 (2018年4月2日 21時) (レス) id: 59a83aa7ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆☆さお☆☆ | 作成日時:2018年2月1日 22時