７、最期のお願い ページ7
恥ずかしくて、逃げようとすると。
和「待てよ、A！
……両想い、って…思っていいの…？」
不安げな声に、振り返らずにコクン、とうなずく。
和「…じゃぁ、俺と、結婚を前提に…付き合ってください。
Aの事は、絶対、幸せにしてやる。
だから、俺の事…幸せにしてください…。」
格好いい。
本当に、そう思った。
でも…
好きだけど…
あ「…ごめんなさい…私、まだ彼と別れてない…。彼が、好き。二宮和也も好きだけど、彼も大好きなの…。
……彼が死んで、まだ一カ月しかたってない。
それなのに、二宮和也と付き合うことなんて…」
和「幸せになってね、って言ったのに…。もぅ、Aは…」
…え？
戸惑う私をよそに、二宮和也が続ける。
和「ねぇ、俺の事…忘れないでほしかった、って言うのは本音だよ？でもね、A。新しい恋して、いいんだよ？
俺に、縛られないで…？
俺、幸せなAが好き。笑顔のAが好き。恋をしてる、Aが好き。
だから、ね…？俺の、本当に最期のお願い…聞いてくれる？」
あ「…もしかし、て…―――？
ねぇ、そうだよね？ねぇっ、ねぇっ!?
どうして？私…」
和「…わ、なんで泣いてんだよ、A！？え、ちょっ…えぇぇ！？どうした？」
あ「あれ…もど、った…？」
和「は？何が？」
もしかして、私の事を思って天国から来てくれたの？
…ありがとう。
私、あなたの事、忘れないから…
新しい恋、してもいい…？
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か〜なん(プロフ) - 山夫婦loveさん» コメントありがとうございます！有り難きお言葉、です(笑)はい、色々な曲を聞きながら作ったので、一部starrightkissも入れてます(笑)気づいてくださるとは思いませんでした…！ありがとうございます♪ (2014年6月20日 23時) (
レス) id: d132a42f0c (このIDを非表示/違反報告)
山夫婦love - この小説のお話って、もしかしてですけれど、『Star right kiss』ですかぁ？いいお話でした(*^^*) (2014年6月18日 2時) (レス) id: 8389d1ba03 (このIDを非表示/違反報告)
か〜なん(プロフ) - 伊野山美涼HSJ愛ing〜ｱｲｼﾃﾙ〜龍さん» コメントありがとうございます！はい、頑張ります(*´∀｀) (2014年6月17日 0時) (レス) id: d132a42f0c (このIDを非表示/違反報告)
伊野山美涼HSJ愛ing〜ｱｲｼﾃﾙ〜龍(プロフ) - 本編の方も楽しみにしています！頑張ってください！ (2014年6月17日 0時) (レス) id: 44a15eb379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：か〜なん | 作成日時：2014年6月12日 0時
