体育祭 御子柴side3 ページ36
御子柴side
俺は野崎が大綱引きを終え帰ってくる際に声をかけた
御子柴「おい、野崎ー」
俺に気づいた野崎はノロノロと歩きながらこちらにやってくる
野崎「御子柴じゃないかー!こっちは……」
野崎は青崎の方を見て小首をかしげている
青崎は気を使って自己紹介をしてくれた
青崎「1-D 青崎Aです!」
野崎「D組って…若松と同じクラスか!」
青崎「あっ!若松くんのお知り合いなんですよね?」
野崎「まあ、中学のとき同じ部活だったからなー」
青崎「えっ………ってことはバスケ部ですか!?身長高いですもんねー」
野崎「まあな、えっと…青崎は何部なんだ?」
いきなり青崎呼びかよっっ!?
俺なんて最初は名前も呼べなかったのに…
青崎「私は演劇部ですよ」
野崎「演劇部って堀先輩や鹿島と一緒かー」
青崎「やっぱり!あの2人は有名なんですか!?」
こ…こいつらコミュ力高すぎないか?
俺会話に入れてねぇんだけど!!
ってか青崎も顔輝かせて話すなよぉ!?
野崎「まあ…そうだな、いろいろ有名だ」
青崎「うわぁ〜やっぱりすごいなぁ〜憧れますぅ!」
何青崎あんなにウットリしてるんだよ…!?俺だって…俺だって…!
野崎「いや!鹿島にだけは憧れるのをやめろ!!!!」
のぉぉぉぉざぁぁぁぁきぃぃぃぃ!!
青崎の肩掴んでんじゃねぇよ!!
俺だってまだあんなに接近したことねぇのにぃぃ!!
青崎「なっ…なんでですか!?私、遊ちゃんに憧れてこの学校入ったんですよ!」
野崎「ゆ…遊ちゃんだと………あぁ……もう手遅れだったか………」
ガクンと倒れる野崎
青崎「あ…あれ?みこりん先輩どうしたんですか?」
青崎が俺の顔を覗き込んでくる
気づいたら俺は悔しさのあまり地団駄を踏んでいたらしい
無意識って怖ぇ…
俺はいたって平然な顔を作って…
御子柴「何でもねぇぜ………///」
作れなかった
青崎「さっきからジタバタしてるじゃないですか…あっ!さては私が仲良く話してるから仲間に入りたかったんですね〜」
ぎくっっ
青崎がニヤニヤしながら聞いてくる
野崎「御子柴はわかりやすいなぁー」
御子柴「野崎まで…///」
私「ですよね!みこりん先輩わかりやすくて可愛いですよね!?」
野崎「あぁ!なんたって御子柴はヒロインだからな!」
また俺が話に入れないうちに盛り上がるし……俺のことバカにしてるし
可愛いだ?可愛くねえよっっ!!
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びりりん(プロフ) - Lunaさん» アニメも面白いんだけど原作はすっごいツボなんですよ!面白いので是非買ってくだs((ry みこりん可愛いですよね〜でも個人的には真由くん(野崎くんの弟)愛してるんです← (2014年10月19日 7時) (レス) id: 62ecbfc07e (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - こんにちは!!この間の割り込み野郎です。野崎くんはアニメしか見たことないんですが、個人的にはやっぱりみこりん最高です。w (2014年10月12日 23時) (レス) id: 6863b24141 (このIDを非表示/違反報告)
☆RENA☆(プロフ) - びりりんさん» 天使!?///なな、なに言ってるんですか///びりりんさんこそ天使ですよ!! (2014年10月7日 19時) (レス) id: 9387afb0ce (このIDを非表示/違反報告)
びりりん(プロフ) - ☆RENA☆さん» いやいや、この小説楽しみとか言ってくれるRENAさんが天使すぎて私のが嬉しいっ/// (2014年10月6日 23時) (レス) id: 62ecbfc07e (このIDを非表示/違反報告)
☆RENA☆(プロフ) - びりりんさん» え!そうなんですか!?ありがとうございます!!めちゃめちゃ嬉しいです!\(//∇//)\ (2014年10月6日 18時) (レス) id: 9387afb0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びりりん | 作成日時:2014年9月8日 23時