Wプリンセス【御子柴実琴】

体育祭 御子柴side2 ページ32

パンッ！


会場にピストルの音が鳴り響き、一斉にくじを開く



え〜っと…俺が借りるのは…


『演劇部1年』



1年ってなると後輩か…演劇部だから鹿島と同じ部員だな………って

これ、青崎じゃねぇかよ！！！
こ…これは運命ってやつじゃねぇか！？



さっきまであんなに出場したくなかったのが嘘のように浮かれた様子で青崎を探す


え〜っと…確か赤軍だったよな？
う〜んと…………あっ！いた！


俺は青崎の近くまで駆け寄り、くじに書いてある文字を見せながら言った

御子柴「やっぱり俺とお前は、運命という名の見えない赤い糸で結ばれていたんだな、子羊ちゃん(ｷﾗｯ」

青崎「みっ…みこりん先輩！今それどころじゃないです！早く行きますよ！」


一瞬、青崎の顔が赤くなったのは気のせいか？

俺は1人かっこつけた自分が恥ずかしくなった

御子柴「わ…わかってらぁ！！///」

？？？「あっ！御子柴先輩！」


よく見ると青崎の隣にいたのは若松だった

御子柴「若松じゃん！」

若松「先輩頑張ってください！」

御子柴「フッ…任せとけ！」


俺は青崎と一緒にコースへと走った

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