迷子2 ページ22
そのとき冷たい風が吹き始めた
身震いを感じて怖くなり思わず後ろを振り向く………が誰もいない
わかってる……何も出ないってわかってるけど………
それでも考えたくないことを考えてしまうのが臆病な私である
近くに外灯があるのが唯一の安心
灯りは灯りで怖いけど真っ暗よりは幾分かましだ
私が外灯の下に立ち先輩からの連絡を待った
しばらくして携帯が鳴る
画面に表示されてるのは……遊ちゃんだ
私「もしもし」
鹿島『もしもし、A、御子柴と連絡取れないんだけど』
私「えぇ！？うそ！？」
鹿島『だからさ…もうちょっとそこで待ってられる？私のお母さんが車で迎えに行こうと思んだけど』
私「でも、ここが何処かわからない」
鹿島『周りにある建物とかでわかると思うよ、私のお母さんそこら辺詳しいみたいだし、御子柴がもう寝ちゃってることも考えられるから』
私「うん…」
鹿島『行くまで40分くらいかかると思うけど…大丈夫？』
私「…………頑張る」
鹿島『じゃあ、また連絡するね！』
私「うん………ありがと、遊ちゃん」
鹿島『いいよ、いいよ、またねー』
遊ちゃんが電話を切ってから20分ほど経った
私の恐怖も増してきて、とうとう涙をこらえきれなくなった
涙が零れ落ちて道路に滴るそのとき
私の携帯が鳴った
見てみると登録されていない番号だった
もしかして御子柴先輩！？
そう期待して電話に出た
私「…………はい」
御子柴『もしもし！青崎か！？鹿島と今連絡取れて、これから探しに行くけどどこらへんだ！？』
私は電話口から聞こえてくる声に安堵する
恐怖に怯えていた心が一気に落ち着いた
私「先輩…………私、方向音痴なんでここがどこかわかりません。」
御子柴『はぁ！？じゃ、じゃあ周りになんか見えねぇか！なんかこう……目印になりそうなやつ！』
私「そうですね…………外灯があります」
御子柴『そんなのどこでもあるだろっ！！！』
安心したせいかいつもの調子が少しずつ取り戻される
私「あー、なんか掲示板みたいなのあります。ポスターが貼ってありますね。」
御子柴『わかった！！！すぐ行くから待ってろ！』
ブチッと一方的に電話が切られる
ほっ、これで野宿はしなくて済みそう
とそう思ったそのとき
前方から1人の影が見えた
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びりりん(プロフ) - Lunaさん» アニメも面白いんだけど原作はすっごいツボなんですよ！面白いので是非買ってくだs((ry みこりん可愛いですよね〜でも個人的には真由くん(野崎くんの弟)愛してるんです← (2014年10月19日 7時) (
レス) id: 62ecbfc07e (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - こんにちは!!この間の割り込み野郎です。野崎くんはアニメしか見たことないんですが、個人的にはやっぱりみこりん最高です。w (2014年10月12日 23時) (レス) id: 6863b24141 (このIDを非表示/違反報告)
☆RENA☆(プロフ) - びりりんさん» 天使！？///なな、なに言ってるんですか///びりりんさんこそ天使ですよ！！ (2014年10月7日 19時) (レス) id: 9387afb0ce (このIDを非表示/違反報告)
びりりん(プロフ) - ☆RENA☆さん» いやいや、この小説楽しみとか言ってくれるRENAさんが天使すぎて私のが嬉しいっ/// (2014年10月6日 23時) (レス) id: 62ecbfc07e (このIDを非表示/違反報告)
☆RENA☆(プロフ) - びりりんさん» え！そうなんですか！？ありがとうございます！！めちゃめちゃ嬉しいです！\(//∇//)\ (2014年10月6日 18時) (レス) id: 9387afb0ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びりりん | 作成日時：2014年9月8日 23時
