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俯いたまま、だんだんと夜の匂いの混じり始めた風に身を任せる北斗。
なんだか今にも、音もなく消えてしまいそう。
�牴兇�1人でも大丈夫″
堅い表情でそう告げた北斗はあのとき、
やはり誰よりも必死に、「助けて」と訴えていたのかもしれない。
「もうそれならいっそ堕ちるところまで堕ちてやろうなんて思って、今までずっと断って来た枕の話も受けてやった。どうせ空っぽの透明人間なら、恥も外聞も無く荒稼ぎしてやろうかと思って。」
「あのね、それ、見ちゃったんだ…。」
「……は？」
「樹くんと渋谷にある薄暗い路地裏歩いてたら、女の人と腕組んだ北斗がホテルに入っていくところ、偶然見ちゃって。」
「ちょっと待って。
なんでAはそんないかがわしい場所をアイツと一緒に歩いてた？まさか、酒でも飲まされた？俺言ったよね？酒は怖いから、金輪際ただの一滴すら飲まなくていいって。」
「…うるさい！あんたに言われたくない！
樹くんはそんなことしない！それどころか、ショック受けちゃった私のこと美容院とか服屋さんとか色んなところに連れて行ってくれて、ものすごく救われたんだから！」
「悪いけど、全然似合ってない。何それ売春婦？その辺に石投げたら当たりそうなほど個性の無い、金ばっかかかった�犧�どきの女さん″にされて、そんなに嬉しい？」
「ほんっっっとあんたって性格最悪！！
売春婦は私じゃなくてそっちでしょ！？よかったね、あんな綺麗なお姉さんとホテル行って、その結果大儲けできて！これからも�狢膺裕ぅ譽鵐織詒犹瓩遼姪佑気鵝蹐箸靴董△匹Δ召�幸せに！バイバイ！」
怒り心頭の私が勢いよくベンチから腰を上げると、まるでそれが分かっていたかのように横から長い腕が伸びて来て、流行りのワンピースから伸びる素肌のままの私の腕を掴んだ。
その手の驚くほどの冷たさに、一瞬だけ息を呑む。
けれどすぐに我に返って、「…触らないでよ！」と大きな手を振り払った。
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マヨ(プロフ) - YUUKIさん» わーぉ、ありがとうございます！！お気に入りのシーンはじゅったんとの公園ネイルです！（北斗わい）楽しんでもらえて嬉しいですーーー！！ (6月22日 9時) (
レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
YUUKI(プロフ) - 今日全部読ませていただきましたが、めちゃくちゃ面白かったです！！ (6月21日 22時) (レス) @page50 id: 856434f156 (このIDを非表示/違反報告)
マヨ(プロフ) - まゆみんさん» ホントそれですねwwwいじけ虫ほっくんです！ (6月15日 21時) (レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 隣を取られたみたいで逃げましたね…笑 (6月15日 12時) (レス) id: 234c3a248a (このIDを非表示/違反報告)
マヨ(プロフ) - ミエさん» 初めまして！うわ〜ありがとうございます！「心鷲掴み」なんてめちゃくちゃ嬉しいです！いじけほっくんは置いておいて、しばらくじゅったんと青春する予定です、よろしく！（また松村担に怒られるヤツ） (6月15日 6時) (レス) id: 99f2c21ac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ
| 作成日時：2023年6月9日 0時
