見える者 禄

出汁…？ ページ29

ナ「それにしてもオババさん，チョコ作るの早いよね？」


アヤ「バレンタインまでまだ時間あるのに」


A「なんか出汁みたいなの入れてたような…」


ナ「出汁…？」


アヤ「チョコにお出汁入れてるの…？」


A「作り方は人それぞれだよ…」


ケ「ここだよ」



ついたのはペットショップ？



A「うさぎ専門の店？」


ナ「そう。実はたくさんのうさぎが人を脅かしているの」


アヤ「来たのは手がかりがここにあるかも知れないから」


A「でも閉店してるよ？」


ケ「最近閉店しちゃったらしいんだ」



中に入ると



A「あまりホコリ被ってないね」


ア「まだ結構商品が残ってるな」


アヤ「急に閉めなきゃいけない事情でもあったのかな？」


A「ん？」



天井に黒いうさぎがみんなを見ていた



ｼｭｳｳ！



ナ「何これ！」


アヤ「私達お店にいたよね？」



周りが森の中のようだ



ウ「どうやら妖怪が作り出した異空間に誘い込まれたようでうぃす」



するとさっきのうさぎが私達を見つめながらどこかに消えた



A「『着いてこい』って目で訴えてるわね」


ケ「追いかけたりしないよね？」


ト「でも先に進まないと真実は見えない」


ナ「行こう」



何もないわけが無い…気をつけないと

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