見える者 禄

近くで ページ20

川沿い



A「恋愛とか興味無かったんたけどな」


ハ「興味持ったの？」


A「また出た。少しならね」


ハ「ふーん。俺は諦める気は無いから」


A「はいはい」



ｷｷｯ…



A「ッ…」


ハ「どうした？」


A「最近，変な音が聞こえるの。君には聞こえる？」


ハ「いや，聞こえない。小さすぎるんじゃない？」


A「それが聞こえるって事は私の近くで？」


ハ「聞こえたら知らせるよ」


A「うん」









，









，









事務所



ナ「Aは？」


ト「まだ来てないよ」


ケ「ねぇねぇ！今日は百人一首しようよ！」


アヤ「賛成！」


ナ「Aともやりたいな…」


ト「仕方ないよ。触れないんだから」


ア「約束してるしな」


ナ「姫はAを自由にする気は無いのかな？」



ｶﾞﾗ！



オ「お主ら。ちょっと聞きたいことがあるんじゃが」


ア「オババ，どうしたの？」


オ「昨日のこと何じゃが」


ケ「超吉のやつ？」


オ「いや，それじゃなく」


コマじろう「オラも聞きたいことがあるゲェロ」


ナ「コマじろうも？」

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