お断りしました ページ47
ピンポーンッ!!
「はーい」
『こんにちは、阿笠博士』
「おー!君はあの時の鑑識さん
どうしたんじゃ?」
『哀ちゃんがまだ風邪治ってないって聞いて』
「嗚呼。熱は下がらんし食欲もなくてのぉ」
『お粥作りましょうか?博士の分も』
「いいのか!?ありがたいのぉ!」
阿笠博士はコナンくんから聞いてるはずだ
それなのに家に入れてくれるってことは来るという事を予想してたのか
「中華風か」
『えぇ、でもあっさりしてるから食べやすいと思いますよ』
「良かったな哀くん」
「..えぇ」
purururururu..purur
「はい阿笠です。__あぁ先日はどうも」
『食べれる?』
「大丈夫」
哀ちゃんはゆっくりお粥を口に運んだ
「美味しい」
『良かった』
博士は電話してるから後でいいか
「ハハハハッ!!まーた壊したのか!仕方ないのぉ」
声大きいよ..
「.......江戸川くん、何か言ってた?」
『協力して欲しいって』
「するの?」
『ううん、断った』
「そう...」
『協力して欲しかった?』
「..分からない」
『分からない?』
「協力したらなにか掴めるかもしれない
けどその分、貴方の身だって危険になる....だから」
『_...』
「Aくん、君はこれから仕事かの?」
『はい。2時から』
「すまんが1時間だけ哀くんの看病をして貰えんか?わしが発明したメカを急に修理してくれと頼まれての」
『分かりました』
「すまんのぉ、お粥は帰ってから食べるわい」
ふやけちゃうよ...
「じゃあの!何かあったら電話してくれ!」
博士は黄色いビートルを走らせた
『今どきあんな車に乗る人いるのね』
「本人は新車に変えたいって言ってるわ」
RX-7にビートル
普通の車に乗る人いないの...?
332人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年6月29日 9時