当ててみなよ､探偵さん【名探偵コナン】 (ページ43)

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射撃の指導ページ43

今から4年前のこと

私はアメリカの1000ヤードの射撃場に来ていた

‘’次､550ヤード”

『はい』

あの人の教育を受けて
私は高校時代はアメリカで過ごしていた

仕事がない日は射撃場に連れてってくれてアドバイスしてくれる

‘’悪い､あと5分くらいしかいられないが600いけるか?”

『はい』

まぁ､いつも非番出勤になるんだけどね

ﾀﾞｧﾝｯ!

‘’あと3ミリ｡もう少しだ”

『分かりました』

3ミリ...ちょっとだけと思うかもしれないけど狙撃ではかなり大きいズレ

まだ600ヤード
こんなんじゃアイツが来たとき戦えない

｢利き手を強く抑えすぎだ｣

『_!』

隣には長髪でニット帽を被った男の人がいた

｢もう少し緩めろ｡さっきより大きなズレが出るぞ｣

『は,はい』

日本人がいるなんて珍しかったから少し驚いたな

‘’おい､誰と話してるんだ?”

『ぁ､日本の方と』

‘’あまり知らない奴と話すな｡そろそろ出るぞ”

『はい__ぁ』

その人は私の携帯を取り上げてあの人と話し始めた

｢この子の父親ですか?｣

‘’....誰だお前?”

｢俺はFBIの者で彼女の腕前に感激しました｣

‘’余計な話はいい｡勝手に人の携帯で離すな”

｢それは失礼｡お願いがありまして｣

‘’お願い?”

初対面__と言うか初会話の人によく頼めるなこの人

｢少し彼女の指導をしても?｣