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_8号車_
「バーボン...このコードネームに聞き覚えはありませんか?」
「えぇ、知ってるわよ。
お姉ちゃんの恋人の諸星大とライバル関係にあった組織の一員...
お姉ちゃんの話だと、お互い毛嫌いしてたみたいだけど?」
「えぇ、僕の睨んでいた通りあの男はFBIの犬でね。
組織を裏切った後、殺されたってのがどうにも信じがたくて
あの男に変装し、あの男の関係者の周りをしばらくうろついて反応を見ていたんです。
お陰であの男が本当に死んでいるということがわかりましたけどね」
「...」
「君がここに現れたということは、君に恐怖を与える効果は十分にあったようだ。
さぁ、手を挙げたまま移動しましょうか。
8号車の後ろの、貨物車に」
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『...』
やっぱりあの人がバーボンか..
絵を持つといって近づいてきた時、左胸が膨らんでいた
銃を忍ばせていたんだろう
いつ何処でシェリーと会うか分からないから
にしても...
『シェリーさん、哀ちゃんに似てる』
髪型も声も一緒
もし哀ちゃんがシェリーなら具合が悪かったのは組織がここに来ていたから?
いやいや..大人が子供になれるか
馬鹿な考えはやめよう
それよりあの貨物車どうするか
シェリーさんが入る前に切り離すしかないな
『....こんなの持っていったのバレたらあの人に怒られるな』
警察でも持たないからね
__手榴弾
でも切り離す時、私はバーボンに敵だとバレる
それをどうするか、探られたら不味いしな
って、自分の身を心配してどうする
『早く行こ』
「関心しないな」
『え__!?』
うそ...
「大きくなったな。A」
名前、覚えてくれてたんだ
『赤井さん』
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作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年6月29日 9時