当ててみなよ､探偵さん【名探偵コナン】 (ページ37)

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能登｢しかしなんで電話を?｣

『推理クイズ』

住友｢推理クイズ?｣

『蘭さんたちから聞いたんですが､事件が起きる少し前まで推理クイズをしていたと
ですがそれは偽のゲーム､そのゲームを行っている間は蘭さんたちは室星さんと部屋を交換しています』

元々B室は室星さんが予約していたためそのゲームは不測の事態の時に用意していたものであり

子供達を探偵役として居させることで7号車にいる蘭さんたちは子供たちが来るまでそこに居なければならない

能登｢だが犯人はどうやってB室から出たんだね?｣

出波｢そうよ｡出てきたら車掌が見てるはずでしょ?｣

安東｢でも見ていないとならやはり車掌さんが見たこっちを覗いていた人が怪しいですね｣

その覗いていた人は車掌さんであり､ただ映っていただけ

｢鏡に映った自分ですね｣

｢その通り｡犯人は扉の内全体に鏡を貼り付けて､車掌さんがE室の出波さんに呼ばれた時にB室の扉を開けて部屋から出たんだ｣

出波｢でも犯人はどうやって自分の部屋の扉を開けたのよ?｣

｢扉のノブに釣り糸を結び､窓の手すり通してB室に引き込み､頃合を見計らって扉を閉めたんだ｣

この鏡のトリックは目撃した人から遠くても近くてと気付かれてしまう

となるとAからEの丁度真ん中の部屋

｢安東さん､貴方しか有り得ません｣

安東｢ｯ!?｣

あ､アレいるな

安東さんの部屋から持ち出して運んでいると安室さんが_持ちますよ_と運んでくれた

そしてまた推理が始まる

｢貴方の絵ですよ｡キャンバスとキャンバスの間に鏡を3枚ほど挟んんで置けば丁度扉を覆えます｡あの絵かなり重かったですし｣

安東｢あれは額縁が純金で｣

｢いや､額は木製で金根木
重いのは絵の方､そして絵の中身は先生の言った通り｣

安室さんはどこから持ち出したのか分からないアイスピックで絵を剥がした

出てきたのは3枚の鏡

これを見つけられてはもう言い逃れは出来ない