誰でも___ ページ28
_安室side_
銀行強盗の件で知り合った鑑識官
未だに怪しい行動は見られない
だがあの体術と心構えがあるというのに何故鑑識官に?
別に鑑識を馬鹿にしてる訳じゃないが...
彼女なら警察官や刑事にもなれただろう
鑑識に恩でもあるのか?
彼女がポアロを出る時に僕は
自分の番号を書いた紙を渡した
「...1人の女相手に何やってるんだか」
__辞めよう
今のところ白なら問題ない
「何か言ったバーボン」
「あ,いえ」
ポアロを出てからベルモットを助手席に乗せて車を走らせていた
「女がどうとか聞こえたけど、まさかgirlfriendがいるのかしら?」
「いえ、僕はそういうのはつくらないと決めているので」
この国を守るためにはそんな事してられない
「じゃあ女がなに?」
「忘れてくださいよ」
「聞こえるような声で話したのは貴方よ」
「...それもそうですね。前にあった銀行強盗で知り合った鑑識官がちょっと」
「...あぁ、あのパンツスーツの子ね」
「ッ!?..知っているんですか?」
「知ってるも何も私は現場を見てたもの」
「見ただけで特定はできませんよ」
「あの時いたgirlは毛利蘭とその子だけよ」
「...そうでしたね」
最近よく寝れてないのか公安としてのクセなのか深く考え過ぎてしまう
「随分その子にこだわってるのね。何かあったのかしら?」
「かなりの才能を持っていたので」
「.......バーボン」
「はい?」
「その鑑識官
AAっていう子でしょ?」
「え,えぇ」
「今のうちに話しておくわ
彼女は」
__人を簡単に殺せる__
「ぇ!?」
「誰でもね」
やっぱり調べてみる価値はありそうだ
彼女の存在は危険なものかもしれない
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作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年6月29日 9時