責任とれる? ページ7
__工藤邸__
「AA?」
「黒ずくめだったから気になって...やっぱり知らないよね?」
「すまない、聞き覚えのない名前だ」
「そっか。ごめんね赤井さん」
「坊やが謝ることじゃない。それにまだその女は白とは言いきれないからな」
「どうして?」
「強盗騒ぎがあって焦りがないというのが気になる。まるで現場に慣れてるかのようだ」
「そうだね。また今度あったら詳しく聞いてみるよ」
「頼むぞ」
コナンは工藤邸を出るとある子が門で待ち構えていた
「灰原どうした?」
「どうしたじゃないわよ。貴方まさか探偵事務所を見てた人を探ってるんじゃないでしょうね?」
「べ,別に灰原には関係ねぇだろ?」
「あるわよ!それでその人が貴方と関わりを持って私が黒の組織のシェリーだってことが知られたら!
貴方どう責任とるつもり!?」
「落ち着けよ...これは探偵としての」
「それにどうしてここに居候してるあの得体の知れない人と相談してるのよ」
「だ,だからそれは...あ,あっ!俺帰りに本屋行くんだった!」
冷や汗をかきながら逃げていった
「ちょっと!..もう」
_____
___
「危ねぇ危ねぇ...」
慌てて本屋に入るとコナンはようやく落ち着いた
「まぁ本屋はホントに行きたかったんだけどな。読みたかったミステリー小説は...あちゃ〜、売り切れかぁ
仕方ねぇ、別のところ行くか」
店を出ようとすると横からなにかを差し出された
『この本?』
「え?あ!そうです!!」
『じゃあ上げる。読みたそうな顔してたから』
「ありが!...とう」
『どうかした?』
「お、お姉さん...銀行強盗の時の」
『ん?...あぁ、確かコナンくん。また会ったね』
「こんにちは...」
『こんにちは。ミステリー好きなの?』
「ぅ,うん。大好き!
(この日も服の色は黒...か)」
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作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年6月29日 9時