苦手な雰囲気 ページ16
「あの」
『はい?』
「さっきはすみませんでした。犯人を追っていたのに退いてくれなんて」
『いえ、コナンくんに聞きました。知り合いの博士だと』
「阿笠博士です。しん_コナンくんの親戚で」
『しん?』
「いえいえ!お気になさらず!」
「おや?貴方は本屋の」
「え...ぁ、あの時の」
糸目の人だ...この人の車だったのか
車を見てると後ろの席でなにか動いた
『....女の子』
「...」
赤みがかった茶髪の子
「娘さんですか?」
「いえ,ちが_((「違うわ」
『そ,そうですか』
「昴さん、ありがとうございました。運転していただいて」
「いえいえ」
あの人、昴さんって言うんだ
___ってまた私は
『君、コナンくんの友達?』
「えぇ」
『...心配だったんだ』
「まぁね」
この子ツンデレだ
『あの人苦手?』
「苦手」
『....私も』
「え?」
『なんか雰囲気が...隙を見せればヤバいっていうか』
「分かるわ。油断できない」
『子供なのにそういうこと分かるんだね...』
「子供じゃない」
『そう..』
大人な子だな
「でも驚きました。貴方が警察の方だったなんて」
昴さんはいつの間にか私の後ろにいた
『よく言われます』
「いづれ優秀な刑事になれるのでは?」
『鑑識官です』
あと顔近づけないで..怖い
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作者名:地炎 美羅 | 作成日時:2020年6月29日 9時