見える者 伍

妖怪達の協力 ページ36

A「トウマ！」


ト「A？どうかした？」


A「アキノリが大変なの！」


ト「え？」









，









ミ「ナツメさん！」


ウ「ケースケキュン！」


ナ「ウィスパー，ミッチー。どうかしたの？」


ミ「アキノリが怪奇案件で！」


ウ「妖怪に食べられちゃんったんです！」


ミ「大ピンチだから助けに来てください！」









，









ナ「ここ？」


ウ「はい」


ケ「でも何も無いよ？」


A「さっきの歌が…」


ト「歌？」


ウ「実はそのモミの木は歌を歌って子供たちを引き寄せてるんです」


ナ「じゃあその歌がないと…」



歌詞はあまり覚えてないけど…


拍なら…でも，私が歌ってもモミの木には聞こえない…



ト「アキノリが戦うとしたら妖術かディスクか…」


A「あっ！朱雀の妖気なら」


ケ「え？」


A「朱雀の妖気なら覚えてる。アキノリが朱雀を召喚していれば分かるかも」


ウ「成程！」


ト「お願い！」


A「うん。フゥ…」



朱雀が召喚されていますように……









ｺﾞﾜｧ〜…









A「見つけた！」


ケ「どれ？！」


A「あの木！」


ト「なら，ここは朱雀を剣舞魔神に……憑依！剣舞魔神，朱雀！我に力を！」

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