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ナギナギ ページ17
帰りは1度も静まり返ら無かった
ﾛｰ｢俺は10歳だけどお前は?｣
A｢9歳｡年下だよ｣
ﾛｰ｢なら妹と同い年か｣
A｢私とその子似てる?｣
ﾛｰ｢いいや｡でも､ファミリーなら俺とお前でなるんじゃねぇのか?｣
A｢なるって兄妹?｣
ﾛｰ｢嗚呼｣
A｢なんか違う気がする｣
ﾛｰ｢....確かに｣
でも､悪い気はしないな
ｶﾞﾊﾞｯ!
ﾛｰ｢うおっ!?コラソン!!｣
A｢ちょっと!コラさん｣
ｺﾗｿﾝ｢...｣
コラさんは私を数秒見つめるとローを落とした
ﾛｰ｢いって!｣
ｺﾗｿﾝ((ﾋﾟﾗｯ!))
『部屋に来い』
A｢ロー､私もう行く｣
ﾛｰ｢おう...｣
呼び出しは初めてだった｡
部屋に入るとコラさんは椅子に座り､足をかけた
ｺﾗｿﾝ｢サイレント｣ﾊﾟﾁﾝｯ!
A｢“能力”使うほどですか?｣
コラさんは“ナギナギの実”の能力者､周りや自分の音を消すことが出来る｡この能力は私しか知らない
ｺﾗｿﾝ｢聞かれたら困るだろ?｣
A｢そんな大事な話ですか?｣
ｺﾗｿﾝ｢お前の事だよ｡なんかあったのか?｣
A｢嫌なことは何も｣
ｺﾗｿﾝ｢じゃあいい事があったんだな｡ローと何してたんだ?｣
A｢何故聞きます?｣
ｺﾗｿﾝ｢聞きてぇからだ｣
A｢ﾊｧ...さっきの買い出しで｣
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作者名：地炎 美羅 x他1人 | 作成日時：2020年2月13日 17時
