17話 会議室 ページ19
優香ｓｉｄｅ
保健室を出た私たちは、二階にある会議室に逃げ込んでいた。
松本「ここまで来れば、ひとまず安心だろう…」
上がった息を整えるため、私は近くの椅子に座った
優香(とにかく莉音達にこのことを知らせないと…)
スマホの画面を開くと大量のLIFEの通知が、
すぐにLIFEを開き、内容を確認する。
優香「マジ…？電車でも？」
どうやら、なっつが乗っていた電車でも同じようなことがあったらしい。
撮影だとしたらそういう話が来るはずだから…アイツはマジのゾンビってことなのかな？
てことはさっき結構危なかったんだな…
ピコンっ
個人チャットにメッセージが送られてきました
莉音うーたん?
なんと、タイミングよく莉音からメッセージが！
莉音今どこ!?
優香今かづちゃんたちと二階の会議室にいる!
莉音分かった。すぐ向かう。グループトーク見たらわかると思うけど、夏海もいるから!
よかった…今日一度も顔見てないから安心したわ…
優香「てかなっつ他校だけど大丈夫かね…」
蒼昊「優香、何一人でしゃべってんだ？」
優香「あぁ、ちょっと今莉音と連絡取ってた」
松本・朝輝・香月「莉音！？」
莉音という名前に反応する男三名。大人気だな莉音
香月「無事なのね！」
優香「無事だよ、莉音の方でも保健室みたいな騒ぎあったらしいけどね」
これから莉音達がこっちに来ることを伝えると、三人はほっとした表情になった
大人気だな莉(ｒｙ
朝輝「なぁうーたん、アイツは俗にいうゾンビだと思うか？」
優香「え…わしにはそれにしか見えないけど」
松本「やっぱりゾンビなのかぁ…」
あれ、取り乱すと思ったら皆冷静…しかもロッカーにあったモップの柄折って武器にしようとしてる方約一名おられますね
優香「はい。ちょっと質問ですが、
バイオとかのゾンビ映画見すぎたって人ー」
あぁ思った通り、全員手を挙げましたね。
まぁその方が説明が省けて楽だからいいかな
そうしている間に誰かが会議室のドアをノックした
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作者名：りおんぬ x他3人 | 作成日時：2018年7月17日 17時
