13話 おさらいと更に深くまで ページ15
莉音side
夏海の話によると、こういうことだった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
まず、
市内の高校の教員達総出で緊急の会議
(議題は相次ぐ不審者について)
のため、短縮授業で早めに帰れることに。
電車でいつものメンバーのLIFEグループに「学校終わったー」と報告した直後のこと。
となりの車両でゾンビが発生。
東高前の駅で即座に降りると、隣の車両で感染した人達がぞろぞろと出てきて駅にいる人々に襲いかかったという。
全速力で逃げてきた夏海。
後ろから追ってくるゾンビ。
これが今まで起きた夏海の出来事。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
莉音「そっか…怖かっただろうに」
夏海「うん、でも2人の姿見たら安心した」
茜「ってかごめん
なっつの北高制服姿がw」
莉音「何も言うなーw」
夏海「ってかうーたんは？」
莉音・茜「「あ゛」」
茜「うーたん、具合悪くて保健室で寝てるんだった」
夏海「ってかやばくね？さっき噛まれてた人がもし保健室に戻ってたとしたら…」
莉音「保健室に行こう！」
夏海「念の為に何か護身用のやつ倉庫に置いてたりしないかな？」
莉音「細い鉄パイプと…バールと…そんなもんかな」
夏海「じゃあバールで」
莉音「じゃああっか、鉄パイプ分けっこしよ」
倉庫にあった電動ノコギリで切断する。
莉音「う'お'お'ぉ'ぉ'ぉ'お'ぉ'ぉ'
へ'へ'へ'へ'へ'へ'へ'へ'へ'へ'へ'へ'へw」
＊
莉音「ごめん振動凄すぎて切り口ギザギザだし、槍っぽくなった」
茜「むしろ綺麗に切る方がすげぇし、ああいうの相手ならこっちの方がいんでね？」
夏海「それな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りおんぬ x他3人 | 作成日時：2018年7月17日 17時
