７月７日 ページ2
火曜日。いよいよかるてっとの誕生日が明日に差し迫った。
かるてっと誕生会についてはこたろーとの連絡を読み返していたAはスマホに視線を向けたまま扉に手を掛けた。
「ただいまー……。」
かるてっと「ん、おかえり。会社でゼリー頂いたんだけどいる？冷蔵庫にあるよ。」
「っ、いただきます！先に手を洗ってきますね！」
いつもは帰宅がAのほうが早いので、挙動不審な声を出してしまった。
怪しんで、ないだろうか。
チラリとかるてっとを見るが、当の本人は二階から降りてきたはこたろーと談笑している。
ほっと息をつき、洗面台へ向かったAを横目で見ていたかるてっとは眉間にしわを寄せた。
はこたろ「ん、かるてっとさん？」
どうしたんですか、とはこたろーが声をかける。
かるてと「A、なんか挙動不審じゃありませんでした？」
はこたろ「そうですか？ただ単にかるてっとさんのほうが帰宅が早くて驚いたんじゃないですか？」
はこたろーは内心冷や汗をかいたが、かるてっとはその説明で満足したようだった。
かるてと「そっか……、ならいいや。」
みんとす「あれ、お帰りなさいかるてっとさん。荷物届いてたので全部運んでおきましたね。」
配信を終えたらしいミントスが一階へ降りてきた。
かるてと「え、ありがとうございます。後で確認しときます。」
「ミントスさん配信は終わりですか？水出し珈琲ありますよ。」
ミントス「珈琲飲みます。今日は後また夜やりますけどその前にしるこさん達と遊ぶことになってるんですよね。」
ああ、なるほど……と相槌を打ちながらAがミントスのコップに珈琲を注いだ。
深山荘は防音も徹底したつくりになっているので、たとえ隣の部屋でホラーゲームをしてどれだけ叫んだとしても快眠できる。
「はい、どうぞ。」
ミントスの前にコト、とカップを置く。
ミントス「ありがとうございます。そういえばAさんにも荷物届いてましたよ。」
「あら、珍しい。母かな。」
ミントスは荷物を受け取ると高確率で部屋の前まで運んでくれる。受け取る頻度はさほど高くないが助かっているのは確かだ。
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まめこ(プロフ) - そらなぁさん» そらなぁさん、コメントありがとうございます！レス遅くなりすみません！発想を褒めてくださりありがとうございます！予定の調子が良ければ今月中にまた更新できると思いますので今後ともよろしくお願いいたします〜！ (2021年3月12日 21時) (
レス) id: 3aefbeea6b (このIDを非表示/違反報告)
そらなぁ - コメント失礼します。もう、読んでいてめちゃくちゃ楽しいです！bintrollのシェアハウスなんて私だったら絶対思いつかない設定なので、尊敬しながら読んでいます。体に気をつけながら更新頑張って下さい。 (2021年3月4日 23時) (レス) id: 9b06ee166f (このIDを非表示/違反報告)
こひまめこ(プロフ) - ひめかさん» ひめかさん、初コメントありがとうございます！嬉しいです！色々立て込んでいて更新が遅れている状況ですが、ひめかさんからコメントも頂いたのでできる限り近いうちに更新しますね！本当にありがとうございます！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ひめか - 初めてコメントさせていただきます！キュンキュンしながら楽しませていただいております(^^)これからも楽しみにしてます！ (2021年2月25日 15時) (レス) id: 45f6c41ced (このIDを非表示/違反報告)
こひまめこ(プロフ) - 言いそびれました！私もBinTRoLL大好きです！！！笑 この作品にたどり着いてくださり、誠にありがとうございます！ (2021年1月29日 15時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめこ | 作成日時：2020年9月6日 14時
