【ONEPIECE】〜黒鳥とタイヨウ〜

story1 ページ3

"正義"と大きく書かれたコートが海風で揺れる









海兵「大将！」



私を呼ぶ少し緊張を含んだ大きな声





海兵「もう少しでルブラ島に着きますがどうしっ…
ますか、？///」



振り返ると同時に海兵達の頬はみるみるうちに赤く染まっていった





『軍艦はここに止めて。海賊に逃げられると困るからここからは私一人で行くよ』


海兵「分かりました！//」




『このコートは脱いでいくから。』





正義と書かれたコートを一番近くの海兵に手渡し、1度ゆっくりと深呼吸をする




そして、私は能力で黒く大きな羽根を出した





後ろで海兵達の息を飲む音が聞こえる





今みんなが思ったことは多分同じだ









"怖い"気持ち悪い"






私にとって1番辛い言葉









何かを言われるのが怖くてすぐに大きな羽根で、飛び立った











海兵「「「う、美しい、、」」」

「噂と全然違うじゃないか…」









みんながなんて言ったのかは風の音に掻き消され私には分からない









『はぁ』





傷つかずに済んで良かった









＿＿＿＿数時間前







センゴク「ルブラ島に海賊がいるという情報が入った。A、行ってくれるか？ほかの者に任せても良かったが、お前が行くと一番仕事が早いからな」



『分かった』



センゴク「何人か海兵はつけるがお前の強さなら1人でも十分なはずだ」



『すぐ行ってくるよ。』





センゴクさんは私に仕事を任せる時はいつも最後に複雑な顔をする









怒りも悲しみも辛さも全て含めたような









その理由は私が1番分かってる









あの日のせいだ

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