story3 ページ5
街を歩いていると、賑わう人々の中に白ひげ海賊団の一員と思われる人を何度も見かけた
やっぱり、島民とは体格も服装も違うからすぐに分かってしまう
食料を調達している人
お酒を飲んでいる人
島民と仲良く話している人
ここまで島の人と仲良くできる白ひげ海賊団って一体…
「あの」
あまりにも気になってしまいお店のおじさんに声をかけてしまった
『おう!美人な嬢ちゃん今日は良い品揃ってるぞ!なんか買ってくかい?』
「いえ、あの」
『嬢ちゃん島の人じゃないな?』
「はい、でもなんで…?」
『やっぱりな!島の人なら今日をもっと楽しんでいるはずだ!なんせオヤジさんが来てるからな!
お嬢ちゃんは海賊が嫌いかい?』
「今までの経験上で、好きか嫌いかで聞かれれば嫌いなのかもしれない。でも私は海賊という人達を嫌いなんじゃなくて、罪のない人を傷つける人が嫌いなんです」
あの日の自分も含めて
私はそういう人間が大嫌いだ
『そうかぁ、ならお嬢ちゃんはオヤジさんをきっと好きになるな!オヤジさんはいい人だァ!ルブラ島に頻繁に来ては俺たちに酷いことをしてきた海賊がいたんだが、そいつから守ってくれたのさァ』
このおじさんは私が聞きたかったことを分かっていたかのようにベラベラと喋ってくれる
そのおかげで島の人達が白ひげ海賊団と仲がいい理由がわかった
「最後に1つ、何故白ひげをオヤジさんと呼ぶんですか?」
『島の人は皆そう呼ぶさ。俺たちゃあ、オヤジさんを慕ってるからな!』
「そうですか…」
『そうさァ!それより嬢ちゃんこんなに話したのになんも買ってかねえのか?』
あの後、教えてくれたせめてものお礼におじさんに勧められたルブラ島名物のサルタンという果物のお酒を買った
「ん、美味しい」
とっても甘い
だけど何故かすっきりしていて飲みやすい私好みの味だ
結構ぼったくられた気もするがこの味ならいい買い物をしたのかもしれない
「ほんと…美味しい」
あんなに恐れられている海賊"白ひげ海賊団"がいるにも関わらずここは凄く平和で
楽しくて
落ち着いて
自分が海軍として監視しに来ていることを忘れたくなる
なんて思ってしまうのは少し酔いが回ってきたせいか
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Yun(プロフ) - 雄飛~Yuhi~さん» 就職関係で忙しくて(;_;)待っていて下さってありがとうございます!!やっと更新できました!! (2019年3月5日 12時) (レス) id: 7648d15c24 (このIDを非表示/違反報告)
Yun(プロフ) - かげりん さん» たくさんのコメント驚きました笑笑今日更新するので少しお待ちください!!すいません(;_;)私の作品を楽しみにしてくださってありがとうございます、、本当に嬉しいです、、泣 (2019年3月4日 18時) (レス) id: 7648d15c24 (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - あ!今さらですが、この作品好きです!!(^^)dこれからも頑張って下さい!応援しています\(^o^)/続き、とても楽しみにしてます!!!!!o(^o^)oワクワク (2019年3月4日 1時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 更新して欲しいなぁ~(*^^*)してくれないかなぁ~(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*)(*^^*) (2019年3月4日 1時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
かげりん - 続き、気になるなぁ~。凄く気になるなぁ~。チラチラ|‥)) (2019年3月4日 1時) (レス) id: 17482f2c04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yun | 作成日時:2019年2月8日 1時