酩酊と記憶 そらるside ページ7
そら「あーー、ねみぃ」
まふ「ねましょーよ、もうねむいよぅ」
そら「なんか暑いし服脱ぐ」
まふ「そーですね…」
まふが服を脱いで行く。
白い肌が、露わになって、
背骨までもが見えてしまう。
こいつには、理性とか本能とかないのか？
酩酊していつつ、まだまわる頭で考える。
だが、理性の糸はもう細いものとなった。
すぐに襲いたいけど、
まふが、どう思うのか。
そら「おやすみの、ちゅーは？」
まふ「えへへへへぇ、そーですねぇ…」
ちゅ、
軽いキス。
下をねじ込んでやろうかと考えた。
アルコールの入った、苦い味。
最後に梅酒飲んでおけば、
ファーストキスが好きなものの味だったのに。
少しがっかりした。
まふ「ん、もっとしよーよ」
そら「だーめ」
まふ「ねーぇ」
そら「きらいになるよ」
まふ「…おやすみ、そあうさん」
こいつはどこまで俺の理性を壊すつもりだ。
ぐちゃぐちゃにしてやりたいと、思うのに。
まふを、傷つけないが為だ。
もっとしよう、だなんて。
究極の誘い文句まで覚えたのか。
誰だ、そんなこと教えたの。
俺のものだから、手を出すんじゃねぇ。
すーすーと狸寝入りをこいていると、
まふが不意に近寄ってきて
ちゅ、
キスをした。
そして、俺に抱きついて眠る。
本当に、こいつは！
俺を殺す気か！
生殺しもいいところだ…
俺は、ぐるりと向き直って
まふの首筋に顔をうずめた。
これだけやられたんだ。
仕返ししたっていいよな？
じゅ、と音を立てて咲いた独占欲の華。
濃く、濃く、つけてやった。
そら「おやすみ、大好きだよ」
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夕月アリス - 文ストぉぉぉぉぉ！！！！あ、すずめの甘味処さんめっちゃ好きです！！ (2022年7月26日 10時) (
レス) @page25 id: 332c31e382 (このIDを非表示/違反報告)
名無し21783号(プロフ) - え、続き見たいです！おねがいさます (2022年4月25日 0時) (レス) @page27 id: 428d331ff0 (このIDを非表示/違反報告)
もっCH - え，小説家さんですか？←困惑している阿呆 (2020年9月14日 20時) (レス) id: c9037c75b1 (このIDを非表示/違反報告)
殺華 - えやばなにこれ尊い(超早口) (2020年7月19日 23時) (レス) id: 3a97b9dd00 (このIDを非表示/違反報告)
神崎イノ(元翡翠) - すごい好きです()もう何か好きです()←彼女の語彙力は地中海に埋まっています (2020年7月19日 18時) (レス) id: 040119bf1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずめの甘味処 | 作成日時：2020年7月7日 20時
