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『うえぇ…』
「この暗号機が終わるまでちょっと待っててな！」
小屋中の暗号機の所でやっと下ろしてくれた。
担がれた事はある。だが肩にはない。
足が宙ぶらりんのまま抱えられるなんて初めての感覚だった。
「子猫ちゃん、僕はカヴィン・アユソ！気軽に呼んでくr(ﾊﾞﾁｨｯ
そうやって余所見してるとハンターさん来ますよ…
「あらここにいたのね！私と遊びましょう！」
ほら来ちゃったじゃないか…
『いやっ…！』
「子猫ちゃんに手は出させないよ」
「私の遊びを邪魔する子は繭にしてしまいましょう！」
繭！？ま……いやでも蜘蛛だからあり得るか…
じゃなくて！
アユソさんが足止めをしていてくれている間に逃げなければ。
かしゃんっ ぎゅんっ
体に何かが引っ付く。
数秒経って体が後ろに引っ張られ、硬い物が背にぶち当たった。
「この子は僕が貰っていくよ。…おいで」
背中をさすりながら後ろを向けば、キャンベルさんが手を差し出していた。
『はいっ…！』
走りながら振り返ると、彼が椅子に縛り付けられていた。
ザマァミロ。
「暗号機に手は届く？」
『このボタンならちょっとおせます…』
「じゃあ一緒に解読しようか」
『むぅー…』
手を精一杯伸ばしてボタンに触れる。そんな僕を見て彼が微笑んだ。
わぁ、笑ってる…。笑ってるイメージ全然無かったのにな〜
「平和片思い戦は本来人を吊らないんだけど、もう平和も何もないよね。嫌がってる君を無理矢理連れて行った罰だよ。
次は僕が彼みたいに追いかけられる気がするんだけど、ついてきてくれる？」
『うん！』
「ふふ…可愛いね。お人形さんみたい」
ぽんぽんと頭を撫でられる。
『えへへ！』
「ん"っ」
その後何事も無く解読が終わった。ちょっと失敗したけど。
「ちょっとこっちに来て」
『はーい！』
ゲート付近、風車みたいなのが建ってる所の陰に手招きされてついて行った。
『どうしたんですか？きゃんべるさん』
「えっとね……って、あれ？僕名前教えてなくない？」
やってしまった。せめてろうそくのお兄さんって言うべきだった。
『み、みどりのお兄さんが言ってま「そんなわけないよね」あうっ…』
ジリジリと近づいてくる彼。
この姿では使いたくなかった。仕方ない。
『わたしからはなれて！』
彼の顔めがけて噴射した。
除草剤と書かれた缶が地面に転がる。
呻き声なんて聞いてないよ。
自業自得だ。
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白狐-bilyakko-(プロフ) - 。。みかんさん» 夢主と占い師の掛け合いに乞うご期待下さい…！おまけ編はちょっと探鉱チックな所もありますので！ (2020年10月25日 20時) (
レス) id: 0005778f87 (このIDを非表示/違反報告)
。。みかん - ３１日、、、推しが出るのか。よし、全裸正座待機をしなくては！← (2020年10月25日 20時) (レス) id: be1335f358 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃＆リィル2(プロフ) - トバリさん» そうなんですよねー、特にべったーの考察とかそうですね！青い鳥で見かけたツイートなんですけど、お仕事を貰うためにわざと若い年齢を言ってるんじゃないかという偽造説好きです^^ (2020年10月22日 17時) (レス) id: 04888e399e (このIDを非表示/違反報告)
トバリ - いつも楽しく拝見させていただいております！！傭兵は「ナワーブ・サベダー」自体が自身の階級という説もあるので、年齢と合わせて偽って記入されてる場合もありますね！ (2020年10月22日 17時) (レス) id: 12a0f93b04 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃＆リィル2(プロフ) - イヴさん» 作者は資料集を凝視したのでサイコロを振りました。見事にファンブルが出たので正気度が昨日の夜中から低下中です（′∇′ ） (2020年10月20日 18時) (レス) id: 04888e399e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐ーbilyakkoー | 作成日時：2020年6月2日 8時
