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［サバイバーに寄生しました］
『ほぁ？寄生ぃ？何のことだろう……』
なんとか手の届く機械をいじいじする。
バチバチしててちょっと危ない。
「見つけタ」
『うわあぁぁ！来ないでぇぇ！』
信徒ちゃんだ……けど、なんか様子がおかしい！
この前遊んだ時と違う！病気にかかっちゃったのかな？
ばこんっ
『いった！信徒ちゃん！ラルだよ！この前一緒に遊んだのおぼえてるよね！？』
「……知らナイ」
ばこんっ！
ひどいよ信徒ちゃん！
なんでおぼえてないの！やだよ離してよぉ！
『なんでぇ？ろびーと一緒にあそんだじゃんか！』
「魔女様にキカないと分からなイ」
『ラルは悪い子じゃないのに……』
「占い師、覚悟シテ」
「そうはさせない！ 早く逃げて！」
いらいの手が私の手を引っぱっていく。
「ぽっぽちゃん、頼んだ痛っ！」
『いらい！』
「すぐそこの小屋にピアソンさんがいるから治療してもらって」
『いらいはどうするの？』
「チェイスは私に任せて。さぁ、行くんだ。 ハンター、こっちだ！」
ぱっと手を離していらいと反対の方に向かう。
言ってた通りぴあそんがいた。
『ぴあそん助けて！』
「うぉう！？な、なんだ！治療か？」
『いらいがね、私をかばって、信徒ちゃんと鬼ごっこしてるの』
「は、ハンターは夢の魔女なんだな？ほら終わったぞ！」
『ありがと！いじいじ手伝うよ！』
ガコンッと音がして3個目の機械が終わる。
音と一緒にいらいも吊られちゃった！
「お、お前はあそこの暗号機に行くと、いい。お、俺が助けに行くんだ！
いつもなんやかんやで、世話になってるからな」
『分かった。じゃあね！』
ぴあそんに手を振って前に1歩。
信徒ちゃんとばったり。
『あ、あ、あ』
「……ごメんネ」
きらりと黒く光る鎌が涙潤む目に映る。
もう終わりだってぎゅっと目を閉じたとき。
「子猫ちゃんは頂いた！」
『あゆそ？』
「クラークのことは心配するな！クリーチャーがやってくれたさ！
安全な所に着くまでどうか僕にしがみついていておくれよ！」
あゆその肩にかつがれている。
前もこうやってもらったような気がするけど……忘れちゃったや。
『いらいは大丈夫かなぁ』
「彼は意外とタフガイだから……いや、そうでもないな。2人揃ってやられてしまった」
『あゆそ！私も2人のとこ行くよ！』
「子猫ちゃん、それは危ないよ」
『へへっ、私を信じて！私にしか使えないものがあるんだから！』
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白狐-bilyakko-(プロフ) - リパ推しの雪さん» ありがとうございます！(*´`)更新頑張ります！！ (2021年3月1日 9時) (
レス) id: 6701540cff (このIDを非表示/違反報告)
リパ推しの雪 - すごい素敵な作品ですね！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年3月1日 5時) (レス) id: e92c1b8c9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐ーbilyakkoー | 作成日時：2021年2月27日 1時
