13話 ページ14
「「「お疲れ様でしたー！！！」」」
部活が終わった。
残って自主練習をする人、着替えている人、皆と駄弁っている人、私はL〇NEしているだけなんだけど。
花巻「A何してんの〜」
「L〇NEです。」
花巻「へぇ、あの連絡不精のお前が。」
「何なんでしょうね。
月島くんは別なんです。」
そう言った時空気が変わった気がする。
「...どうしたんですか皆さん。」
及川「Aちゃん、その、ツキシマくんって誰...？」
「？友達ですけど。」
花巻「お、お、女だよな？」
「？月島くんは男の子ですけど。」
え、なに、なんなの、どうしたんだ皆。
松川「おいおい落ち着けって、Aちゃんがビビってるだろ。」
「松川さん、」
松川さんは何か知ってそうだったのでこうなった訳を聞こうとしたら
松川「ところでAちゃん、ツキシマってこの学校の1年？それとも他校？」
「...。」
岩泉「わりぃな、A。
こいつら、お前のことが心配なだけなんだよ。」
「岩泉さん...」
岩泉「俺らは、お前のことを妹のように思ってるから気になっちまうんだ、ツキシマってやつのこと、お前が良いんだったら教えてくれねぇか？」
そう言って岩泉さんはニカッと太陽のような笑顔で笑ってくれた。
「はい。
...英、さっきから珍しく大人しいな、って思ってたら私の携帯開けようとするのやめてくれない。」
英が大人しいと思ったら私の携帯のロックを解除しようとしていた。
舌打ちしてんじゃねえよ。
まあパスワードは分からないと思う。
好きなアイドルの誕生日にしているからね。
「月島くんは私が泣いている時慰めてくれた人です。」
及川「ハァイ、ちょっと待って。Aちゃん泣かせたの誰。」
国見「影山です。」
及川「ホント飛雄ぶっ潰す。」
岩泉「ほんとクソ川黙れよ。」
及川「岩ちゃん酷い！」
及川さんの情緒が心配になってくる。
「それで、また会えたらいいねって別れたら、前の烏野との練習試合で偶然会いました。
それで連絡先を交換して今に至ります。」
矢巾「え！あの中にツキシマくんいたの。」
「はい、あの金髪のっぽのメガネくんです。」
渡「あぁ、及川さんがサーブで狙ってた。」
あの時の月島くんは痛そうだったな。
ぽよん、とL〇NEの通知が鳴った。月島くんからだ。
「あ、噂をすれば月島くんからです。」
及川「え！何てきたの！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：牛宮 | 作成日時：2019年6月23日 22時
