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………
……………
……A……
……A!!
「はっ!!」
「もー、いつまで寝てんの?」
目覚めると視界いっぱいにウェンディの顔。
「うわぁ!!……えっ?なに!?ここどこ!?どうなってんの!?」
「うわっ!ちょっと落ち着きなよ!!」
取り乱す私をウェンディはなだめる。
「え……?私、車にはねられてしんだはずじゃ……?」
「はぁ?なに寝ぼけてんの。変な夢でもみたんじゃない?」
「ウェンディさん、も……もしかして、ここはグラビティフォールズですか……!?」
「え?そうだけど……いきなりどうしたの?」
ウェンディは様子がおかしい(どう見ても変な)私を気遣ってくれた。
「きっと悪い夢をみたんだね。水でも飲んで落ち着きなよ。」
「ありがとう」
水を飲んで落ち着いた私はウェンディに状況を説明する。
「……つまり、別の世界でしんだはずなのにこの世界で生き返ったってこと?」
「はい……そうなんです……。」
ウェンディは始めは信じられなそうだったが、日本語を話したり、まだ会っていないはずのディッパーとメイベルの話をすると納得してくれた。
そして、この世界ではウェンディと私は親戚で、私はウェンディの家に居候(いそうろう)しているらしい。
ちなみに私は昨日この家に到着したそう。
「まあとりあえず、着替えて朝ご飯食べなよ。それから考えよう。」
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作者名:S・カルゴ藤の助 | 作成日時:2019年3月11日 15時