ビジューのような・・瞳。(ybxym)ビジューシリーズ(４)

＝おまけのゆうり・２＝ ページ42

「ぷんっ。ぷーんだっ。・・どーせ、どーせ
　どーせ僕は、してもらえませんよ〜っだっ。
　・・なにさぁぁ・・。」

・・何だかとっても悲しくて

僕はソファに座って、きゅ。っと縮こまる。


＿＿どうして？僕だって‥えっちなちゅーしたぃのにぃ＿＿＿



「ふぇっ。。ひぅぅ・・んっ..んぅ――。」

ぽたぽた。涙がおちた。

僕は泣いちゃうの。少しの事でも悲しくて

少しの事でも不安になるの。



だってだって、相手の人は・・素敵なひとー。

２１歳の男の人で、背が高くてかっこよくってー

優しくて紳士的でー・・

すまーとで、女の人にとってもとってもモテるひと・・


＿＿＿僕なんかでいいの？

僕は涼介みたいに、お色気がでる人じゃなぃもの。

幼い。‥おさなぃの。こどもっぽぃぃ。

だめだ、だめ。このままじゃずっと・・

ずっと‥してもらえなぃぃ。

僕だって１８歳なのにぃ。キスだってえっちだって

で、できるもんっ。

好きな人と、くっついて甘々したぃんだもんっ。


「ぅんぅ〜〜〜〜。」


膝を抱えて顔を埋め

僕はしくしく。しくしく。泣いちゃうの。


「ぅ。。んぅ。。ふぇっ・・」



＿＿＿泣いている僕の俯いた首筋に

そっと温かい、おっきな手が触れ

「どーしたの侑李？なんで泣いてるの？」



僕はパッと顔を上げていうの。

正直な気持ちをいうのよー。

「ね。ねぇゆうくん。」


「な〜に。」


「ゆうくんは、侑李と‥ちゅぅ。
　えっちなちゅーしたくなぃの？ね・・？
　侑李はね、たくさんぎゅぅー。して
　たくさ〜んちゅぅー。したぃぃ。
　ねぇ、だめ..なの？」



ゆうくんは小さく笑って

むきゅ。っとソファに座ってから

侑李をぴょぃー。って抱き上げて

お膝に座らせてくれるの。



「ゆぅくん‥？」


「ふふ。可愛い侑李をお膝にのんの出来て
　俺、しあわせ♡」


「むぅぅっ。ゆうくん、侑李、赤ちゃんぢゃないでしょぅ。
　もぉ。侑李のお話しきいてる？！もぉ。もぉ。もぉー
　侑李はえっちなちゅーしてほしぃのっ。」


「ふふふ。」


「わらわなぃでっ。もぅ――やだっ。
　ゆうくん、いぢわるだっ。」



ジタバタお膝の上で拗ねた侑李を

ゆうくんは、そっと、ぎゅっと抱きしめて言うのー。

「ね、侑李。今さ、涼介君に電話したでしょ？
　それで宏太とベロチューしたって聞いたの？」


「‥むぅ。・・」


「ね、そーでしょ。」

「ん。‥そうだけどぉ‥。
　でも、そーじゃなくても‥侑李はね
　ゆうくんとね‥」

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