隊長四十三 ページ47
Aside
十刃達が来て早一週間。
慣れない事の方が多いと思っていたが思いのほか楽しそうに生活している。
悠雷はと言うと何時通りに治り、今では惣右介の世話までしてる。
藍染「君に後ろを歩かれたくないんだが」
悠雷「貴方が何かやらかしたら私の首が飛びますので」
そんな会話をしながら歩いていた。
『仲良しそうで何よりだわ』
廉「あれが仲良しに見えんのか？」
『あら、違った？』
廉は何も言わない。
『昔に戻ったみたい』
沢山の弟子に囲まれて毎日がとても楽しかった。
けれどみんな巣立ちして行く。
残った子は四、五人しかいない。
『ねぇ、廉』
廉に声をかける。
私の髪を櫛で梳かしていた廉が目線だけ此方に向ける。
『どうして廉は私の傍にいてくれるの？』
廉をこの十四番隊に連れて来たあの時からこの子は私の数歩後ろを歩く。
まるで私に仕えてる使用人みたいに。
廉「…………アンタの後ろが一番居心地良いから。それに」
『それに？』
続きが気になり廉の方を見ると顔を真っ赤にしていた。
廉「さ、察せよ！クソババア！」
廉はそう叫ぶと走って居なくなってしまった。
『あ、あらあら……』
？？「アッハハ！春だねぇ」
『萩、春ってどう言うこと？』
後ろに居る萩を見ると少し驚いた様な顔をして私の方を見ていた。
萩「廉君が顔真っ赤にして逃げた理由はね」
そう言うと萩は私の耳元で囁く。
“貴女が大好きで、ずっと護りたいから”。
『え……？』
その萩の言葉に顔をうつ向ける。
萩「あれ、嫌だっ……………え？A様……顔が」
見られない様に下を向いていたのに。
『………///』
今の私の顔は真っ赤だから。
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アイ(プロフ) - すごく面白いです！！！更新待ってます♡ (2022年12月27日 17時) (
レス) @page47 id: 452b64bb9f (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - ななりさん» 作者の誤字でした。誠に申し訳ありません。 (2022年11月30日 0時) (レス) id: cb9fe4e5d7 (このIDを非表示/違反報告)
ななり(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します！質問？なのですが、ノイトラの従属官はテスラだと思います！ステラは誤字でしょうか？ (2022年11月30日 0時) (レス) @page10 id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリス | 作成日時：2022年11月14日 12時
