隊長一 ページ2
Aside
縁側に座ってお茶を飲んでいると何処からか花の匂いが香ってきた。
『あらまぁ、この匂いは……』
？？「A様、六番隊隊長の朽木隊長がお越しです」
『やっぱり白哉ね。ありがとう、悠雷』
私がそう言うと悠雷は戻って行った。
白哉「やはりと言っていたが、私が来る事が分かっていたのか？」
『いいえ、桜の花の匂いがしたからもしかしたらと思ったのよ』
自分の横をポンポンと2回ほど叩くと白哉は大人しく私の横に座った。
『どうしたの？こっちまで来て。ルキアちゃんと喧嘩でもしちゃったのかしら？』
白哉「いいや、そうでは無い。書類を提出しに来たのだ」
そう言うと白哉は私に書類を渡した。
『別に白哉が来る必要ないでしょうに……』
白哉「他の隊士に渡してなくされては困る。それ故に私自らが来たのだ」
『そんな頑張り屋な白哉をお姉さんが癒してあげよう！』
白哉「……お姉…さん？」
『あらあらァ？そんな顔すると擽っちゃうわよ〜？』
私の言葉に白哉は顔色を変えた。
白哉「貴殿の擽りはタチが悪い故、遠慮しよう」
『もう！可愛げがない！』
私が白哉の頭をわしゃわしゃと撫でると、少しだけ嫌そうな顔をするが黙って撫でられていた。
『うちの子は撫でさせてくれないのよね。反抗期かしら？』
白哉「………別の問題があると思うが？」
『可愛いのよ？悠雷も萩も妄も廉もみんな可愛いの！』
白哉「これが年上だとは思えんな」
『酷いわ、お姉さん悲しい』
白哉を撫でていた手を止めて私は器に入った金平糖を1粒食べた。
『食べる？』
金平糖を取ると白哉は静かに口を開けた。
『雛鳥みたいね』
白哉「では貴殿は親鳥か？」
今度は白哉が私の頭を撫でる。
別に撫でなれるのは嫌いじゃないし機嫌の良い白哉を不機嫌にしたくないという理由で私は何もせず瞼を閉じた。
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アイ(プロフ) - すごく面白いです！！！更新待ってます♡ (2022年12月27日 17時) (
レス) @page47 id: 452b64bb9f (このIDを非表示/違反報告)
エリス(プロフ) - ななりさん» 作者の誤字でした。誠に申し訳ありません。 (2022年11月30日 0時) (レス) id: cb9fe4e5d7 (このIDを非表示/違反報告)
ななり(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します！質問？なのですが、ノイトラの従属官はテスラだと思います！ステラは誤字でしょうか？ (2022年11月30日 0時) (レス) @page10 id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エリス | 作成日時：2022年11月14日 12時
