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ｼﾞﾖﾝ「…………………そろそろ…」
ｽﾝﾘ「そろそろ僕たち準備があるので、スタッフに席まで案内してもらっていいっすか？終わったらまた会いましょう！」
ﾀﾌﾟ「マタネー！」
ﾖﾝﾍﾞ「僕達のステージ、期待シテクダサイ！」
ﾃｿﾝ「また後で！」
部屋から出ると、私たちはスタッフさんに連れられて、本当に席まで案内された。そこはいわゆる関係者席で、スタンド正面1列目だった。
「信じられないよね……」
ﾐｸ「ライブの雰囲気ってこんな感じなんだ。。。」
放心状態の私に対して、ミクは物珍しそうに周りをキョロギョロ見渡しながら、ライブの独特の雰囲気を楽しんでいた。
「ねぇ。そう言えば、ミク知り合いだったの？」
そう言うと、ミクはバツが悪そうに視線を逸らしながら答えた。
ﾐｸ「あーえーっと。まぁ一応……」
「なんで言ってくれなかったの？」
ﾐｸ「本当に知らなくて……ただの観光で日本に来た、韓国人のお客さんだと思って接客した時に、AがBIGBANG好きだってことは知ってたから“BIGBANGって知ってますか？って聞いたの”そしたら何故か仲良くなっちゃって、お店に来てくれる度に話すようになったの。」
「でも私が店で彼らに会った日、BIGBANGだって分かってたよね？」
ﾐｸ「それは、その日に店長から“仲いいんだろ？BIGBANGにサインもらってきてくれないかな”ってせがまれて…やっと気づいたの。本当だよ？！有名な人たちなんだろうとは薄々気づいてたけどまさかあの人たちがBIGBANGだとは……」
「そっか。でも、今こうして彼らに会えたのも全部ミクのおかげだもんね。本当にありがとう。」
そうだ。彼らとミクの関係なんてどうだっていいじゃないか。BIGBANGと会うことが出来たのも全部彼女がいたからだ。感謝の言葉しか私にはないじゃないか。
ライブが始まると、思いっきり楽しんだ。
もちろん隣のミクも楽しんでいたと思う。
でもなんだか変な感じだった。
さっきまで会っていた人たちが今はステージの上にいる。
………キラキラ輝くライトの下に。
ライブも終盤差し掛かった時、トロッコがこちらに向かってきた。
一週間前の今頃、私は明日BIGBANGの関係者としてライブを見ているなんて想像も出来なかっただろうなと心の中で深く考えた。
目の前にジヨンさんが乗ったトロットが止まった事にも気づかないくらいに。
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めゆみ(プロフ) - この作品とても最高ですっ！更新頑張ってください！お体には気を付けてくださいね (2018年5月3日 17時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
biglove12(プロフ) - ひばりさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってすみません(><)もっと面白くなるように努力しますのでもう少々お待ちください(><) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9fb5898644 (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - この作品大好き!! (2018年1月7日 11時) (レス) id: 937eb0fed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年11月22日 10時
