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テソンの話を聞き、気がつけばもう二時間も経っていた。
その間、テソンは涙ぐんだり、頭を抱えたり、自分を責め続けた。
そんな彼の姿を見るのが辛くて、私とジヨンは三人でご飯を食べることを提案した。
「何か食べよ？気も紛れるかもしれないし…私、食堂行ってもらってくるね」
ｼﾞﾖﾝ「そうだな。テソン少し食べよう？」
廊下に出れば少し肩の力が抜けるように感じた。
それだけ部屋の空気が張り詰めていたということだ。
誰もいない廊下を歩いて、食堂についた。
見回してみると、ポツンと座る人影が１つだけあった。
机に伏せて声を殺して泣いているその影は、もう顔を見なくてもソミンだと分かった。
「ソミン……」
ｿﾐﾝ「Aオンニ？！……ど、どうしてここに…」
「ちょっと用事があって…それより、目、真っ赤じゃん…」
ｿﾐﾝ「大丈夫…何も無いから…。オンニ明日から日本でしょ？こんな時間にここにいていいの？」
「今はそれどころじゃないよ。ソミンがこんなに苦しんでるのに帰れないよ。」
それからソミンに話を聞いた。
ｿﾐﾝ「テソンにＹＧで出会いたくなかった…って言われちゃったんです。別に、テソンのことが好きだとかそういうのじゃないんです。//ただ……」
「でもねソミン。大切じゃない人にそういわれても泣かないと思う。ソミンにとってテソンは友達以上なんじゃないかな。」
ソミンは目を見開いた。
ｿﾐﾝ「………オンニ。私、オンニについて行ってもいい？」
やっと口を開いた彼女は突拍子もないことを言い出した。
出発は明日で、チケットもホテルももう取ってあるし…
ｿﾐﾝ「この事は二人だけの秘密で…オンニお願い。1度テソンから離れて頭を冷やす時間が欲しいの。」
「んーーーー。じゃあ分かった。ホテルはキャンセルして私の家においで？飛行機だけはどうにも出来ないから何とかしてね!!」
ｿﾐﾝ「オンニありがとう大好き！！」
ソミンは安心したように笑顔になると、すぐに帰っていった。私も彼女を見送ってから、テソンとジヨンのところへ戻った。
三人でご飯を食べるも、テソンはあまり箸が進んでいない。食欲まで消え去ってしまったようだ。。。
ﾃｿﾝ「ごめんなさい。ジヨンヒョンとAちゃん一緒にいれる時間削っちゃって…」
ｼﾞﾖﾝ「いいんだよ。俺もAもどうせテソンをほっとけなかっただろうし。」
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めゆみ(プロフ) - この作品とても最高ですっ！更新頑張ってください！お体には気を付けてくださいね (2018年5月3日 17時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
biglove12(プロフ) - ひばりさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってすみません(><)もっと面白くなるように努力しますのでもう少々お待ちください(><) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9fb5898644 (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - この作品大好き!! (2018年1月7日 11時) (レス) id: 937eb0fed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年11月22日 10時
