43 ジヨンside ページ43
Aの帰りが遅い日は、俺が夜ご飯を作ることにした。一人でご飯作るなんていつぶり……いや、初めてかもしれない。
そう言えば、Aの好きな食べ物とか知らないな…
Aと一緒に暮らしていると、毎日のように新しい発見がある。まだまだ知らない彼女の一面が次々と出てくるのだ。
寝ぼけた可愛い顔。
お化粧をしている時の真剣な顔。
お風呂に入る前の少し恥ずかしそうな顔。
俺のご飯を食べて一気に開く笑顔。
仕事で何かあった時の落ち込んだ顔。
どんな彼女も大好きで、どうやら嫌いになれそうにない。
だけど、この生活もそろそろ辞めたい。早く元に戻ってAを自分の腕で抱きしめたい。自分のものだと確かめたい。
Aが仕事に出かけた後、俺は出かけては服を買ったり、食材を買ったり、部屋の掃除をしたり、曲を作ったり、充実した時間を過ごしていた。
そんなある日、買い物をしていると、一瞬目に入ったアクセサリーに目が止まった。それはオリジナルで作れるもので、世界に一つだけのアクセサリーを作ることができるというものだった。
正直、世界に一つしかないものなんて、お金を出せばもっと良いものが買える。だけど、何故か今はこれがいいと思った。
きっと今すぐAと繋がっているという証拠が欲しかったんだと思う。
「綺麗……」
ｼﾞﾖﾝ「気に入った？」
「うんとっても！ありがとうジヨン！」
ｼﾞﾖﾝ「へへへ//実はお揃いなんだ〜」
いや、Aのこの笑顔をただ見たかっただけなのかも。
そして、厄介事がもう一つ…
ﾌﾟﾙﾙﾙ
ﾀﾌﾟ「ミクの体に触ってないだろうな。」
ｼﾞﾖﾝ「触ってないよ。そっちこそ俺の体なんだからベタベタしないでよね。」
ﾀﾌﾟ「俺はいいじゃん。」
ﾌﾟﾙﾙﾙ
ﾀﾌﾟ「ミクに変なもの食べさせなかった？」
ｼﾞﾖﾝ「Aも同じの食べてるから大丈夫だよ。」
ﾌﾟﾙﾙﾙ
ﾀﾌﾟ「ジヨン早く元に戻ってよ。ミクとイチャイチャ出来ないんだけど」
ｼﾞﾖﾝ「それは俺にも分かんないから。俺だって元に戻ってAとイチャイチャしたい！」
毎日のようにタッピョンから連絡が入る。
俺だって大変なんだよ！！Aと一緒に風呂入ったり、同じベッドで眠ったり……もう俺の理性が限界だよ！！！！！
次の日、久しぶりのＹＧで楽曲制作をしようとしたのだが、遂に俺達が隠してきた秘密の最初の目撃者が出てしまった。
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めゆみ(プロフ) - この作品とても最高ですっ！更新頑張ってください！お体には気を付けてくださいね (2018年5月3日 17時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
biglove12(プロフ) - ひばりさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってすみません(><)もっと面白くなるように努力しますのでもう少々お待ちください(><) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9fb5898644 (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - この作品大好き!! (2018年1月7日 11時) (レス) id: 937eb0fed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年11月22日 10時
