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ｼﾞﾖﾝ「どうしたの？真っ赤になって。」
「い、いやぁその…ここさ、ベッドが一つしかないんだ。//」
ｼﾞﾖﾝ「………………………………」
ジヨンは目を見張ったまま動かなくなってしまった。
見る見るうちにその顔が真っ赤になっていき、遂には爆発した。
「ジ、ジヨーン……汗 大丈夫？汗」
ｼﾞﾖﾝ「だ、大丈夫！俺、こんな姿だから何もしないし、ていうかできないし！あ、そうだ床で寝よっか？A嫌ならホテルで部屋取ってそこで寝てもいいし////」
早口でそう言うと、ジヨンは落ち着かない様子で部屋の中を歩き始める。
「ジヨンがいいなら、一緒に寝る？///」
ｼﾞﾖﾝ「え、本当！？じゃなくてAはいいの？」
先ほどまでせわしなく動いていたジヨンがピタリと止まって、こちらを振り返った。
「うん。///」
両端からお互いにベッドに入る。
なにしろ初めて過ごす二人きりの夜なので、2人ともどこかぎこちなくて、心臓が言うことを聞いてくれない。布団の中で一瞬ジヨンに触れたところから、熱を帯びていくようだ。
二人で並んでベッドに入ったが、お互い背を向けたまま。
どちらから話しかけることもなく、その日は震える心臓を抑えながら1人、目を閉じ眠る事にした。
しばらく眠れずにいたが、規則正しい寝息が聞こえてきて、それに安心したのか、ジヨンの隣が居心地いいのか、案外簡単に眠ることが出来た。
「ジヨンおはよう朝だよ？」
ｼﾞﾖﾝ「…………………おはよ」
朝ごはんを作り終えた私はジヨンを起こしに、ベッドまできたのだが………。
ベッドに一つ、白い塊が横たわっていて、それが私の声に合わせてもぞもぞとゆっくり動き始める。
朝が弱いのはミクと同じだな……。
彼の動きは男性的な面も、女性的な面も兼ね揃えているため、ミクの姿のジヨンが動くと、本当のミクのように感じる時がある。
特に朝なんてそうだ。とろんとした目に、大きなあくび、その後の伸びまでもが、猫のようにしなやかで可愛らしい。
パジャマのままのジヨンが食卓につくのを見届けると、私は急いで玄関に向かった。
「今日は20:00くらいには家に帰れると思う！！お腹すいたら冷蔵庫のもの勝手に食べててね。じゃ、行ってきます！！」
ｼﾞﾖﾝ「朝ごはんありがと。行ってらっしゃい。気をつけてね」
ジヨンに見送られて私は家を出た。
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めゆみ(プロフ) - この作品とても最高ですっ！更新頑張ってください！お体には気を付けてくださいね (2018年5月3日 17時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
biglove12(プロフ) - ひばりさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってすみません(><)もっと面白くなるように努力しますのでもう少々お待ちください(><) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9fb5898644 (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - この作品大好き!! (2018年1月7日 11時) (レス) id: 937eb0fed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年11月22日 10時
