29 ページ29
ｼﾞﾖﾝ「うん。笑笑 ビックリした？」
「うん。しかも、いい席だよね…高いのに…」
私のお給料では一生座ることのできないであろうその席は、よく有名人が座っている席だ。
ｼﾞﾖﾝ「いいのいいの！お家ついたらまた連絡してね？心配だから。」
「うん。分かった笑」
電話を切ればまた現実に戻される。これから日本に帰るんだなぁ……。次はいつ彼らに会えるんだろう。
家に着いてジヨンに電話をすると、仕事中なのか出なかった。なので、とりあえずミクのところへ行って元に戻ったことを伝えることにした。
ﾐｸ「A？ジヨン？会えたの？戻れたの？どうなったの？」
「ミク〜久しぶり〜泣 戻ったよ〜泣」
ﾐｸ「Aなのね？久しぶり〜泣」
一ヶ月ぶりの何も変わらない親友の姿に安心した。
それから2人で今まで起こっていた信じられないような話や、入れ替わった一ヶ月で起こったことなどを詳細に話し合った。
「私BIGBANGのメンバーと1ヶ月過ごしたんだよ？！夢みたいだった！！夢なのかな…」
ﾐｸ「ううん。私もAと入れ替わったジヨンと過ごして楽しんでたよ笑」
気がついた頃にはもう日付が変わろうとしていて、その日はミクの家に泊まらせてもらうことにした。
そして次の日、会社に出社したのだが、一ヶ月前と比べて全く変わってしまっていたのだった。
女子社員「A先輩！今日お昼ご一緒してもいいですか？！」
「あ、え、うん。いいけど…」
女子社員「今日はどちらのブランドですか？」
「え？これ？これは……」
しまった。あれから一度家に帰ったものの時間が無くて、その辺にあった服をテキトーに着てきたのだ。
よく見るとこれ私が買ったやつじゃない。ジヨンのだ…。
さり気なく内側のタグを見て答えると、いつの間にか私の周りに集まっていた女子社員達はメモを取りながら真剣に私の話を聞いていた。
男性社員「A先輩！次のプロジェクトで同じ班になりました。宜しくお願いします//」
男性社員「何かお手伝いできることがあれば何でも言って下さい！！」
女子社員「私も！ずっと前から尊敬してました！同じ半になれて光栄です！！」
なに何なの？！何が起こってるの？！
ジヨンと入れ替わってる間に何したの？！
「あの…私、みんなに尊敬されるようなことしたっけ？」
女子社員「海外の企業全部と契約しちゃったじゃないですか！」
何ですってぇぇぇ？！？！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 265人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めゆみ(プロフ) - この作品とても最高ですっ！更新頑張ってください！お体には気を付けてくださいね (2018年5月3日 17時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
biglove12(プロフ) - ひばりさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってすみません(><)もっと面白くなるように努力しますのでもう少々お待ちください(><) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9fb5898644 (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - この作品大好き!! (2018年1月7日 11時) (レス) id: 937eb0fed6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：biglove12 | 作成日時：2017年11月22日 10時
