24 ジヨンside ページ24
急いで電話をかけてみると、完全に酔って出来上がっているあいつらの楽しげな声が耳に飛び込んできた。
ｼﾞﾖﾝ「何してんだよ！！特にスンリ！！」
ｽﾝﾘ「いやぁAちゃんが可愛くてつい汗」
ｼﾞﾖﾝ「ちゃんと見ろよ！それはAであって俺の体なんだぞ！！！！」
ﾖﾝﾍﾞ「それはそうとそっちはどう？上手くやってる？？」
ｼﾞﾖﾝ「あ、うん。なんとか。そっちは？」
ﾃｿﾝ「こっちも完璧だよ！誰にも気づかれてないし、料理も美味しい！！」
ｼﾞﾖﾝ「そうだ！A！！ボクもテジュクリのご飯食べたい！！」
「私ので良ければ、次会った時に作ってあげるね？」
ｼﾞﾖﾝ「うん！」
電話を切った後、自分でもわかるくらい俺は機嫌が良くなっていた。
ﾐｸ「ジヨン分かりやすすぎ笑笑」
次の日〜
女子社員「Aさん！ごめん！韓国と中国とアメリカの企業との共同プロジェクトなんだけど、１人熱が出ていけなくなったみたいなの！変わりに行ってくれない？」
確かそれは、Aのプロジェクトではない班のものだ。それがこっちに、しかもAに回ってくるなんておかしい。
俺の憶測は当たっていた。
お昼休み、プロジェクトで使う資料を取りに廊下を歩いていると、また昨日の女子社員たちの声が聞こえてきた。
女子社員「共同プロジェクトあいつに押し付けちゃった笑」
女子社員「ほんと？！やばーい！あの子外国語話せないじゃん笑 今回は全員日本語が通じない人たちなのに〜可愛そー笑」
女子社員「あのプロジェクトしくじったら会社に大打撃でしょ？クビも無理ないわよね〜笑笑」
やっぱりな。でも可哀想なのはアンタらだよ。
今のAが俺だって見抜けてない時点で負け。
俺は巧みに多言語を操り、見事全ての会社と交渉･商談が成立した。
上司「Aちゃん凄いじゃないか！！正直、ここまでのことは期待してなかったんだ！どれか一つの会社だけでもいいと思っていたんだが…本当によくやった！」
この成績はすぐ会社内に広まり、どこへ行っても賞賛の嵐で、俺にとってはいつものことでもここまで喜ばれると嬉しい。
女性社員「あ、あなた……４ヶ国語も話せたの…」
ｼﾞﾖﾝ「ハイ。あなたたちの話、聞こえてました。」
女性社員「な、何のこと？」
ｼﾞﾖﾝ「自分が一番ワカッテルデショ？」
女達は青ざめた顔で去っていった。
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めゆみ(プロフ) - この作品とても最高ですっ！更新頑張ってください！お体には気を付けてくださいね (2018年5月3日 17時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
biglove12(プロフ) - ひばりさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってすみません(><)もっと面白くなるように努力しますのでもう少々お待ちください(><) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9fb5898644 (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - この作品大好き!! (2018年1月7日 11時) (レス) id: 937eb0fed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年11月22日 10時
