18 ジヨンside ページ18
っっっ！！うわっ……な、なんだ？
さっきまで楽屋で座って……
どこだここ…
部屋の中を見回してみると、明らかに知らない部屋。
と言うか、たぶん女の子の部屋で、BIGBANGのファンだということがひと目で分かるくらいたくさんのBIGBANGグッズが並んでいた。
ｷﾗｯ
鏡に映った自分を見て驚いた。
A？！
顔を触ってみれば、鏡に映ったAも顔を触る。
間違いない。
信じ難いけど俺とAは入れ替わった？！
急いでAの携帯から俺の携帯にかけようとしたが、番号が見当たらない。
辛うじてできる少しの日本語を繋ぎ合わせ、なんとか“ミク”という文字を読むことが出来た。
ｼﾞﾖﾝ「ヨボセヨ？」
ﾐｸ「もしもしA？どうしたの？」
ｼﾞﾖﾝ「オレ、Aジャナイ。ジヨン。家キテ」
ﾐｸ「ん？………分かった……すぐ行くから待ってて」
そして15分ほどしてミクちゃんが家に来てくれた。
ﾐｸ「つまり、Aの中身はジヨンって事……ね。」
ｼﾞﾖﾝ「ウン。」
ﾐｸ「とりあえず様子見るしかないよね。AはOLとして働いてるんだけど、確かバッグの中に全部の予定を書いた手帳があるはず。」
ミクちゃんは慣れたようにそれを取り出し、俺に一つ一つのスケジュールを教えてくれる。Aには申し訳ないけど、Aでいるために、ハングルで色々書き込ませてもらった。
A今頃俺の体で打ち合わせやってるんだよな…でもあっちにはメンバーもいるし、きっと理解してやってくれているはず。
ｼﾞﾖﾝ「オレの番号ナインダケド、知らない？」
ﾐｸ「あ〜。それね、消しちゃったの。やっぱりスターとファンでいた方がいいって言ってた。でもその後すごく後悔してたけどね。」
なるほど、それで全く連絡が来なかったのか。
でも後悔したってことは、やっぱり俺の存在がAにとって必要だってことだよな。
ﾐｸ「顔がニヤけてる笑笑」
ミクちゃんにはお世話になりそうだ。
次の日の朝、俺はAの部屋で目覚めた。
ｼﾞﾖﾝ「戻ってない…か。」
携帯を見ると、俺の番号から何度か着信があった。
向こうもパニックだったろう。
昨日は夜中まで打ち合わせだったし、電話をかけるのは後にすることにした。
こんなに堂々と好きなところを歩けるのは久しぶりだったので、少し外に出てみることにした。
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めゆみ(プロフ) - この作品とても最高ですっ！更新頑張ってください！お体には気を付けてくださいね (2018年5月3日 17時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
biglove12(プロフ) - ひばりさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってすみません(><)もっと面白くなるように努力しますのでもう少々お待ちください(><) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9fb5898644 (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - この作品大好き!! (2018年1月7日 11時) (レス) id: 937eb0fed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年11月22日 10時
