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あれからジヨンとは友達と言ってもいいくらい近い存在になったと思う。
実際、呼び方もジヨンさんからジヨンになり、AちゃんからAになった。
電話もどちらからとも無く掛けられるようになっていた。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
「ヨボセヨ？」
ｼﾞﾖﾝ「モシモシ、あ〜ニチヨビ、ヒマ？」
「うん！」
ｼﾞﾖﾝ「良かったァ〜デートしよ？」
「デート？！」
ｼﾞﾖﾝ「ウン！ドームで待ち合わせネ！」
ジヨンの口からデートという言葉が出た瞬間に、一気に私たちの関係が友達以上に感じられた。
私はジヨンが好きだけど、彼はそうは思っていないだろうと思ってた。
でもデートってことは…
少しだけ期待しても、いいよね。
デートの日はすぐにやってきた。
待ち合わせ時間まであと4時間。
ジヨンと顔を合わせるのはあの日以来で、楽しみよりも緊張が上回っていた。
鏡の前に立つと、ああでもないこうでもないとクローゼットの中からありったけの服やアクセサリーを取り出してはベッドに投げる。
今まで電話だけだったから意識してこなかったけど、相手はあのG-DRAGONな訳で……
「私…ブランドバッグの一つも持ってなかったんだ…」
きっと彼は私の月収より高い服を着てくるだろうな…
私なんかが隣歩いてもいいのかな…
一つ救いなのは冬だということだ。
最悪コートをしめれば中がダサくても気にすることはない。
そんなことあの世界的ファッショニスタが許すとは思えないけど…
「もう考えてたら埒が明かない！これとこれとこれでいいや！」
気がつけばもう待ち合わせ時間の30分前で、急いでバッグを持って家を出た。
なんとか５分前に着くことができた。今日ドームは何も無い日らしく、ここでBIGBANGのライブがあったことがまるで嘘のようにしんと静まり返っている。
本当にここにG-DRAGONが来るのだろうか。
「……………寒いなぁ…」
携帯とあたりを交互に見ているがどちらも彼の姿は見えない。もう待ち合わせ時間は過ぎているのに……。
彼の性格からして、遅れてくるということはないと思ったが、よく考えるとライブではいつも遅れているし、こんなものかと思って待ち続けた。
30分後…
まだ彼の姿はないし、連絡もない。
1時間後…
まだ来ない。
「連絡ぐらいくれてもいいのに…」
2時間後…
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めゆみ(プロフ) - この作品とても最高ですっ！更新頑張ってください！お体には気を付けてくださいね (2018年5月3日 17時) (
レス) id: 3fc3098fb4 (このIDを非表示/違反報告)
biglove12(プロフ) - ひばりさん» コメントありがとうございます！更新が遅くなってすみません(><)もっと面白くなるように努力しますのでもう少々お待ちください(><) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9fb5898644 (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - この作品大好き!! (2018年1月7日 11時) (レス) id: 937eb0fed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年11月22日 10時
