41 待ち受け画面 ページ41
協力すると言ったけど、本当にリンコちゃん次第だ。
きっとリンコちゃんもジヨンが好きだから。
BIGBANGの、ジヨンの存在を私に教えてくれたのは他でもないリンコちゃんなのだから。
そんなことを考えていると、タイミングよくリンコちゃんが出勤してきた。
ﾘﾝｺ「A先輩おはようございます！！ちょっといいですか？」
「うん」
ﾘﾝｺ「ジェチョンさんと別れたって本当ですか？！会社中の社員が騒いでますよ」小声
「うん。本当だよ。」
ﾘﾝｺ「………そうなんですか…また何で…すごく仲良くて理想のカップルだったのに…」
「ちょっと色々あって…汗 でも喧嘩して別れたとかじゃないから笑 ところで、リンコちゃんってジヨン……さんのこと好きって言ってたよね？それって恋愛対象としての好きも入ってるのかな？汗」
ﾘﾝｺ「なんですか急に笑 入ってますよもちろん笑」
「そ、そうだよね笑」
やっぱり好きって…
少しだけ胸がチクリとした。
昨日の話で思ったけど、スンちゃんは本当にリンコちゃんが好きだ。願わくば2人に幸せになってもらいたい。だけど、今のままだったら、2人が幸せになることは出来ない。
それだけじゃない。私もジヨンのことが好きだから。。。
ﾘﾝｺ「でも最近、スンちゃんと仲いいんですよ。すごくいい人ってゆうか……私のこんな平凡な人生の中でスンちゃんと友達になれるなんて思っても見ませんでした。今でも少し不思議なくらいです笑」
すんちゃんは友達……か……汗
ﾌﾟﾙﾙﾙ
「ちょっとごめんね？あ、先に仕事始めててくれる？」
ﾘﾝｺ「全然大丈夫ですよ笑 ごゆっくり〜」
私は席を立ち、誰もいない廊下に出た。
携帯にはあの日撮ったジヨンとアイちゃんの写真が表示されていた。
ジヨンからだ。
実はあれからすぐに待ち受けと着信画面に設定してしまったのだ。
「もしもし」
ｼﾞﾖﾝ「おはよう…」
「おはよう。どうしたの？」
ｼﾞﾖﾝ「なんか……うん………事務所行く前にAの声聞きたかっただけ。じゃ」
それだけ言うと、すぐに電話は切れてしまった。
か、可愛い…
あの声色からしてきっと今起きたんだろう。
はぁ…私の声聞きたくて電話してくるって何？可愛すぎだよ…泣
ﾘﾝｺ「あれー？A先輩なんかご機嫌ですか？笑 くちもとがすごいゆるんでますよ」
「えへへ//笑 ちょっといい事あって笑」
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年3月28日 20時
