19 顔を見ればすぐ分かる ページ19
通された個室にはTAEYANGさん以外のメンバーみんな揃っていた。
ｽﾝﾘ「リンコちゃんAちゃん待ってたよ！！」
ｼﾞﾖﾝ「…おう。」
満面の笑みで私たちに手を振っているスンリさんとは対照的に、少し手を挙げて軽く挨拶してきたジヨン。
ﾀﾌﾟ「お腹空いた。早く何か頼もうよ〜。」
テーブルの奥の方から顔を出したT.O.Pさんは、下唇を突き出してメニューを真剣に見ている。
ﾘﾝｺ「タプオッパが拗ね始めてるからとりあえずなにか頼みましょうか笑」
タプオッパ…？
ﾃｿﾝ「Aちゃんこっちこっち〜」
タプ テソン 私
スンリ リンコ ジヨン
の順に向かい合って座った。
「あの…TAEYANGさんは…」
ｽﾝﾘ「ヨンベヒョンなら少し遅れるって連絡あったよ。残念だねAちゃん笑」
「え、べ、別に///」
ﾃｿﾝ「Aちゃんの顔みたらすぐわかるよ〜」
「ほ、ほんとですか///」
ｼﾞﾖﾝ「なぁ。早く食べようよ。」
突然話を遮るようにジヨンが口を開いた。
一瞬みんなそっちを向いたが、お腹がすいていたこともあり、みんな一斉にご飯を食べ始めた。
ﾀﾌﾟ「リンコちゃんは、いつからファンなの？」
ﾘﾝｺ「そうですね〜えっと……6年前くらいです」
ｽﾝﾘ「最初からずっとジヨンヒョンが好きなん？」
ﾘﾝｺ「そうです笑 ジヨンオッパに一目惚れしてBIGBANGのファンになったぐらいですから。」
ジヨン……オッパ……？
ｽﾝﾘ「ええー。俺もかっこいいで？？あ、そうだ。Aちゃんは、ヨンベヒョンのどこが好きなのー？」
「え？あ、えっと、やっぱり声ですかね……なんかこう…心が安らぐというか……ずっと聞いてたいって思えたんですよね〜…」
ﾃｿﾝ「あ〜わっかる〜！！僕も好きだよ！癒されますよ〜」
私の手を握って目をキラキラに輝かせて首を縦にブンブン降って私に共感してくれるテソンさん。
あなたの声も負けず劣らず魅力的ですよ……汗
すると、テソンさんの後ろからにゅっと腕が伸びてきて、彼の首に巻きついた。
ﾀﾌﾟ「俺はテソナの声が好きだよ〜」
明らかに酔っ払っているT.O.Pさんが背中に乗りかかるように抱きついて、テソンさんは少し苦しそうに笑った。
ｶﾞﾗｯ
ﾖﾝﾍﾞ「お待たせ〜汗」
TAEYANGさんはみんなにお疲れと言いながら自然に私の隣に座った。
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年3月28日 20時
