12 やっぱり ページ12
ｽﾝﾘ「リンコちゃんAちゃん久しぶりー！！！」
ドアを開けた瞬間、私たちにキラキラした目を向けてきたのは、BIGBANGのマンネ、スンリさんだった。
ﾘﾝｺ「スンちゃん！」
「…えっ？！スンっ……って、え？！」
ﾘﾝｺ「よくLINEするんで癖でっ……すみません。」
「い、いや、スンリさんがいいならいいんだけど…ね？」
ｽﾝﾘ「全然ええで！Aちゃんも呼んでぇ〜」
A“ちゃん”って……汗
ま、まぁそれはさておき。。。
ﾀﾌﾟ「今日はね、みんなでお話するために2人を呼んだんだよ〜。だからリラックスして〜」
あなたはさっきからリラックスしすぎですよT.O.Pさん…汗 テソンさんの肩を抱き寄せてソファーに座る姿はまるでアラブの石油王だ……
とりあえず空いた席に座った私たちは、持ってきた取材資料を置いて、彼らの話を聞くことにした。
ｽﾝﾘ「リンコちゃんとAちゃんは何歳なの？？」
ﾘﾝｺ「私が24歳でAさんが26歳です。」
ｽﾝﾘ「リンコちゃん俺と同じやん！！」
ﾖﾝﾍﾞ「Aさんは僕とジヨンと一緒なんですね笑」
「は、はい// そうですね//」
突然キラキラした柔らかい笑顔を向けられてしまったものだから、直視出来なくなって反射的に下を向いた。
ドクンドクンと心臓が速さを増していくのがわかる。
仕事できてるのに何やってんの私！！しっかりしなきゃ！！///
「あ、そういえばこれ！」
下を向いた時に、足元に置いたカバンの中からちらっと返すつもりのハンカチが見えた。
それを丁寧に取り出して、TAEYANGさんに見せた。
ﾖﾝﾍﾞ「あぁ。ありがとう笑」
「お礼を言うのは私の方です！あの時はほんと、ご迷惑おかけしました…//」
TAEYANGさんが私の手からハンカチを取ろうとした時、横からそれを遮るようにすっと手が伸びてきて、ハンカチを掴んでいった。
ﾖﾝﾍﾞ「ジヨン！！」
ｼﾞﾖﾝ「ヨンベには俺から新しいの買う。これはもういらない。」
ﾖﾝﾍﾞ「ジヨン」
ｼﾞﾖﾝ「ヨンベ。もっと気をつけろよ。本当はお前をたぶらかそうとしてるのかもよ？」
「そんな事っ…！」
ﾀﾌﾟ「ジヨン。お前こそもっと気をつけろ。彼女が悪い人じゃないことくらい見ればわかるだろ。」
ﾃｿﾝ「ヒョン……」
ｼﾞﾖﾝ「……ﾌﾝ やっぱり気に入らねぇ。やっぱり俺は取材なんて受けねぇぞ！」
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作者名：biglove12 | 作成日時：2017年3月28日 20時
