TVXQ JunsuｰKissしたまま、さよならｰ第5章

僕、行ってくる!! ページ14

「は〜い!!カット〜!!ご苦労様でした!!」


東方神起はとあるスタジオで音楽番組の収録をしていた


ディレクターの掛け声で収録が終わる


ジュンスは撮影中こそは笑顔で振る舞っていたが


カメラが回っていない時は魂が抜けたようにボーッと遠くを見たり、うつ向いたりしていた…


そんなジュンスを見てユチョンはチャンミンに目配せをしてジュンスの元へ行った


YC「ジュンス…Aちゃんに会いに行かなくていいんっすか?」


ジュンスはAの名前を聞くとそのままユチョンから目を反らした


JS「行かない…」


CM「…行かないんじゃなくて、行けないんじゃないですか?」


チャンミンの言葉にジュンスは一瞬ビクッと反応する


CM「今、Aさんに会いに行ったら…お別れを言われそうで怖いんでしょ?」

JS「…違う」


ジュンスがボソッと呟いた


チャンミンは続ける…


CM「ヒョンは怖がってるだけですよ!!逃げてるんだ!!」


YC「ジュンス…このままだとAちゃん取られちゃうよ?それでもいいの?」


その言葉を聞くとジュンスがハッと顔をあげた


JS「…やだっ!!Aは…Aは僕の大事な人なんだ!!離したくない!!」


ユチョンの肩を掴みながらジュンスは何か弾けたように叫んだ…


YC「それでいいんっすよ…大事なら離しちゃダメっすよ…」


JS「…うん!」


ジュンスが隣のチャンミンを見ると


チャンミンは何も言わずに笑顔で頷いた


ジュンスはチャンミンに頷き返すと


「僕、行ってくるよ!!」

と力強く言って走りだした

そんなジュンスの後ろ姿を見届けて


ユチョンとチャンミンは顔を見合せた


YN「ジュンス…良かったね」


気がつくとユノもジェジュンも後ろにいた


JJ「ジュンスには内緒で…マネージャーに無理言って日本での仕事入れてもらって良っかったねぇ〜♪」


CM「100日記念日の為の来日が、思わぬハプニングになりましたけど…ちょうど帰ってきて良かったですね☆」


YC･YN･JJ「確かに〜!!」


メンバーは笑い合った

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