食堂 ページ12
―大学の食堂
美希は食事をしていた…
時間が遅いせいかいつも満員の食堂にはちらほらとしか人はいなかった
「あの…ここの席いいっすか?」
美希はガラガラに空いている食堂でわざわざ相席するなと言おうとしたが、顔を上げると声を失った…
向かいには長身の男性が2人笑顔で立っていた
「…ユ、ユチョンとチャンミン!?」
やっとのことで出た声はしんとした広い食堂に響いた
YC「しーっ!!」
そういうとユチョンは口の前に人差し指を立ててチャンミンと共に向かいの席に座った…
美希「あの…なんでお2人が…私に?」
緊張してかしこまった口調になる…
CM「あの…その定食何ていう定食ですか?」
それまで黙っていたチャンミンが口を開いた
美希「へっ?これ?ただの…トンカツ定食だけど…」
CM「じゃあ僕もちょっと買ってきます♪」
美希「えっ?」
チャンミンは席を立つと食堂のおばさんにトンカツ定食を頼みに行った…
YC「あぁ…気にしないでいいっすよ〜チャンミンは食いしん坊だから(笑)」
美希「はぁ…」
しばらくすると笑顔のチャンミンがトンカツ定食を手に戻ってきた
CM「いただきます。あ、美希さんも食べてください♪」
美希はチャンミンに促されるまま食事に戻った
YC「今日は…美希ちゃんに聞きたいことがあって来たんっすよ」
美希は食べる手を止める
「私に聞きたいこと?」
CM「Aさんのことです」
ペロリと定食を食べ終わったチャンミンが真剣な顔で言う
美希「お姉ちゃんのことを何でお2人が?」
CM「単刀直入に言わせてもらいます。」
チャンミンが真っ直ぐに美希を見つめる…
…吸い込まれそう
ってか単刀直入とかどこで覚えたの!?
美希はそんなことを考えながらゴクッと息を飲んだ…
CM「…Aさんにはジュンスヒョン以外に男の人がいるんですか?」
美希「はっ?いないですよ…そんなの」
YC「ほらぁ〜やっぱりジュンスの勘違いじゃないっすかぁ〜」
CM「でも、ジュンスヒョンはAさんが男の人と一緒にいるところを見たって言ってました。美希さん、心当たりはないですか?」
美希はピンときた…
…圭兄ちゃんだ
待って…ジュンスに見られてたの?
じゃあジュンスは完全に傷ついてる…
本当のこと…話さないと
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作者 - ご感想ありがとうございます♪ 第6章もあるので楽しんでください☆ どんどんきゅんきゅんしちゃってくださいね〜(^^) (2010年5月1日 0時) (携帯から) (レス) id: 119615fc87 (このIDを非表示/違反報告)
りよん - やばいっやばいっやばいっ めっちゃキュンキュンでした (2010年4月29日 20時) (携帯から) (レス) id: 87a1cc797f (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご感想ありがとうございます♪ ジュンちゃんが男ジュンスになれるように応援してくださ〜い☆(笑) かわいい天使ジュンちゃんにも注目です!! (2010年4月20日 16時) (携帯から) (レス) id: 119615fc87 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 「ジュンスを男に」 思わず噴出しちゃいました(爆) かわいい二人のこれから楽しみですぅ〜♪ジュンちゃん 男になれるかな?(笑) (2010年4月20日 13時) (レス) id: c1c957b4bd (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 応援ありがとうございます♪ 今はジュンスとすれ違ってしまっているけど…甘い時間が戻ってくることを信じて待っていてくださいね〜♪ (2010年4月18日 10時) (携帯から) (レス) id: 119615fc87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xiahlove