証 ページ24
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「北山 宏光さん、藤ヶ谷 太輔さん」
「お2人は、互いを人生のパートナーとして尊重し、助け合い、共同生活を営むことを誓いますか」
「はい、誓います」
「はい..誓います」
「では、ここに印鑑をお願いします」
「..こちらが誓約書になります」
「おめでとうございます、幸せになってください」
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「おめでとうございます、だって、照れちゃうね」
「なんか照れくさいな」
「でも、嬉しい..2人の証だよ」
「北山？」
ふと足を止める北山
「どうしたの？」
「藤ヶ谷、」
「ん？」
「俺、藤ヶ谷のことあいしてる」
「どんなことがあっても、絶対に守るから」
「きたやま..」
「時間はかかったけど、、一生、離さないから」
そういって、ポケットから小さな箱が出される
「え..まって、これ」
「..サイズあってるかわかんねえけど、ペアリング」
「うっそ..うれしいｯ」
箱から指輪をとると、左手の薬指にゆっくりと通される
「..やばい、嬉しすぎる」
「ぴったりだ、よかったあ..」
「ありがと、きたやまっ」
嬉しさのあまり、勢いよく抱きついてしまう
「ぐるじ..ふじがやあ」
「きたやま、ありがとう、俺幸せ者だ」
「そんな喜んでくれて、うれし」
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お互いの気持ちを確かめ合うまで
時間はかかったかもしれない
だけど、
これからは
この証と ともに
2人で
歩んでいこう
北山の帰る場所は
ここだから
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.
Fin .
終わり
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作者名：ぴょんすけ | 作成日時：2023年7月29日 1時
