ようこそ桃源郷へ4 ページ28
自分に課せられた事を常に思い出すようにしよ。
じゃないと、あかん。
変な勘違いしてまいそう。
「Aさんって韓国語も話せるんですか？」
「そりゃあもう、必死で勉強しましたよ？
皆さんのファンになってから！」
だから、適任ですよね？
日本語の先生には。
ファンとしてではなく、しっかり任務を全うする。
「けど、出来るだけリアルな日本語に触れたいんで。極力、日本語で話してもらって大丈夫ですよ？ホントに分かんない時は質問します。」
そんな会話を少し途切れながらも出来てしまうジヨンに。
やっぱこの役目いる？！って心底思った。
マジでやれる事無さすぎて逆に凹みそう。
「それそれ！逆に、って。そうゆーの！
何の逆って話しやん！」
この食い付きはもちろんマンネ。
心の声まで拾ってきやがったな…
「しっかり聞こえてましたよ〜」
私的に1番日本語が上手い、理解してると思ってるテソンが耳をダンボにしてみせてる。
隣で、僕には分かりませんって当たり前のように首を振るタプさん。
わっからなさすぎや！あんたは！って中腰でツッコむすんちゃんにそれを見てケラケラ笑ってる4人…
「要件をお願いします！」
いきなり立ち上がるもんやからみんなびっくりして動きを止めた。
「あ、急いでます？」
何でかジヨンが慌てて自分のタバコを灰皿に押し付ける。
…ちゃうちゃう。
「明日もお仕事ですもんね？」
ヨンベが手元の高そうな時計を指差して。
「けど、今日は顔合わせだけですよね？
じゃあもう大丈夫じゃないです？」
頷きながらテソンが立ち尽くしてる私の手を取って出口に促してくれようと、して。
いや、ちゃうやん。
めっちゃ気ー使わせてもーてるやん。
ちゃうねん。何も急いでないし。
むしろ幸せ過ぎて時よ止まれな気分やし。
ただ。
「ちょと怖いです。
こんな幸せな時間過ごしてしまったら。
もう戻れなさそうで。」
みんなが私を一斉に見る。
これ質問コーナーであてられた場面じゃないねんで。
それすら夢のまた夢やって思ってたのに。
「まだまだ、混乱中です。
こんな近くでMC見れて。」
ぷっ。
「それはMCじゃないでしょー。」
まさかの1番乗りのツッコミがタプさんやって。
びっくりやら嬉しいやら。
で。
「そうですよね。
僕らが急ぎ過ぎました。じゃぁひとまず自己紹介から！」
ちょっと的はずれなリーダーの提案に。
コンパやんって。またもや1人で震えたんは言うまでもない。
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なな - 沙羅さん！！待ってました！！すんごく嬉しすぎます！！ありがとうございます！！泣 (2018年3月11日 18時) (
レス) id: 86a9226816 (このIDを非表示/違反報告)
まいこ(プロフ) - 沙羅さん！お久しぶりです！待ってましたT^T (2018年3月3日 7時) (レス) id: baec6281f0 (このIDを非表示/違反報告)
さちこ(プロフ) - まってましたーー (2018年3月2日 19時) (レス) id: cf9f88f66b (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - ak0929さん» またまたご無沙汰過ぎてすいません泣そして随分前の事ですが体調大丈夫ですか？！そんな中読んでいただきさいてて感動です！またぼちぼちですが良かったらお付き合い下さい！ (2018年3月2日 19時) (レス) id: 55c5cb9466 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - meeegさん» めーーっちゃお久しぶりです！すいません！思い出したように更新する私を許して下さい笑まだジヨンファンでいてはりますかね？笑そのくらいの期間あいてますよね！また良かったら読んでやって下さい！ (2018年3月2日 19時) (レス) id: 55c5cb9466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2016年1月11日 20時
